1990-03-15 第118回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
○永野政府委員 このたび、科学技術政務次官を拝命いたしました永野茂門でございます。 ただいまの大臣のあいさつにもございましたとおり、我が国にとって科学技術の振興を図ることは極めて重要な課題であります。 委員長を初め委員の諸先生方の御指導を賜りまして、誠心誠意努力をいたしまして、大臣を補佐してまいる所存でありますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○永野政府委員 このたび、科学技術政務次官を拝命いたしました永野茂門でございます。 ただいまの大臣のあいさつにもございましたとおり、我が国にとって科学技術の振興を図ることは極めて重要な課題であります。 委員長を初め委員の諸先生方の御指導を賜りまして、誠心誠意努力をいたしまして、大臣を補佐してまいる所存でありますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○永野政府委員 農村の次三男対策といたしましては、予算を御説明いたしております際に御説明しておることでございますが、農林省といたしまして現在行なっております施策は、第一に、次三男の手に職をつけますために、青年建設隊並びに新農村建設等に協力をいたさせますための農村青年建設班、こういう施設に対していろいろ補助をいたしておるわけであります。
○永野政府委員 カキ等につきまして、農業災害補償法を適用するというような点につきましては、技術的に相当まだ研究の余地がございます。今日これを適用するということは、ちょっとお答えいたしかねるわけであります。
○永野政府委員 先ほどの事務次官のお答えもございましたように、災害のための予備費を支出する、この支出をどういう表現でいくかという問題でございますので、行政措置でできるわけでございます。
○永野政府委員 農山漁村建設の特別助成につきましては、一地域当りの助成額は、三十一年、三十二年に引き続きまして同一額を助成をする考え方でありますが、このうちどの仕事に幾らということにつきましては、先ほども申し上げましたように、各地域におきましていろいろその地域に応ずる計画をお立てになりまして、それを県がいろいろ調整をし、取りまとめられた上で農林省に出て参るわけでございます。
○永野政府委員 ただいまお話のございましたように、農村におきますこういう施設は、割合に経験が浅いのでございます。機械の今後の保守の問題、施設の利用の問題等につきまして、専門の関係御当局に十分御指導が徹底いたしますように、私どもといたしましては、今後そういうやり方については十分留意をして参りたいと考えております。I
○永野政府委員 県の吏員でございます。
○永野政府委員 芳賀委員のお示しのように、テンサイ糖工場を建設いたします以上は、その工場の操業が安定して、引き続きできるような地盤がはっきりしておらなければならないということは、私どもも全くその通りであると考えておるのでございます。
○永野政府委員 ただいま問題になっております蔬菜類の最後の値下りの状況につきまして、御参考のために大臣のお答えに若干最近の数字をつけ加えておきたいと思うのでございます。三十年の作付面積は蔬菜全体では五十三万一千町歩から五十四万九千町歩にふえておるのでございますが、そのうち最も著しい伸びを示したのは果菜類であります。十九万一千町歩から十九万九千町歩にふえております。
○永野政府委員 それはよく承知しております。
○永野政府委員 保存をいたしております。
○永野政府委員 ただいま川俣委員の御指摘のように、最近植物の生理作用を、あるいは促進し、あるいは抑制するといういわゆる植物ホルモン剤というものが、市販に供され、相当実用にもなっておるのでございます。
○永野政府委員 ただいま川俣先生の御指摘のように、農業改良助長法は農業技術の試験研究並びに普及に関します基本的な制度を定めたものでございます。
○永野政府委員 お説の通り、これを使用いたします農家の保護の見地から、また業界の公正な発達をはかるという意味におきまして、しかるべき規制をすることが必要だという段階には、当然それに必要な制度、基準というものをもって対処して参りたいと思うのでございます。
○永野政府委員 パラチオンを水田に使用いたしますことは、西南地方におきましては、早期裁培をやります場合の一つの基礎になっておるのでございます。従いまして、パラチオンを使用いたしますことが漁業その他に非常に甚大な影響を及ぼすということであれば大問題でありますので、私どもの方では、この問題が起りました昭和三十一年、三十二年、引き続いて調査をいたしておるのでございます。
○永野政府委員 最近の農薬が相当毒性を一方に持っておって、従ってそれを使用する際に被害が出る危険性があるということは、農薬の一つの大きな問題でございます。ただいま井手委員も御指摘のように、毒性のない農薬というものは農薬の研究の上の一つの大きなテーマになっておるのでございます。たとえば今問題になりましたパラチオン等につきましてもマラソン等の他の薬剤と組み合せてP・M乳剤というものができております。
○永野政府委員 最近のコンニャクの需給関係を見てみますと、私の方で三十二年産がどのくらいできたかということを各府県と連絡をいたしまして、調査いたしました結果によりますと、荒粉で三百四十七万貫くらいになっておるのでございます。従いまして、前年度に比して、相当増産に相なっております。また最近の価格関係を見てみましても、十二万円台くらいのところで安定をいたしておるようでございます。
○永野政府委員 本年の新潟県方面におきます雪の問題は、ただいま現地の御報告がございましたように、近年にない非常な豪雪がございました。当然これに対しまして適切な処置をいたさなければ、今後の農作に対して相当な被害を及ぼすことに相なると思うのでございます。
それでは、昭和三十二年度の農林関係予算案の概要についての説明は、永野政府委員から聞くことにいたしましてよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○永野政府委員 現在までの経過を申しまして、あとから農林大臣からお答えがあると思いますが、先ほども余剰農産物の協定に基いて応答がかわされましたように、この八十八億に見合う全部の余剰農産物の数量がすでに買い付けられたというわけではないのであります。
○永野政府委員 先ほど申し上げましたように、全部の資金が利用可能の状況になるには、今後の余剰農産物の受け入れがどういう数量になるかという点が関連して参るのでございます。従いまして、この八十八億にとどまりませず、今御指摘の余剰農産物資金全体の資金計画について、必要があれば改訂を加えなければならないという問題があるわけでございます。
○永野政府委員 ただいま申し上げました当初の融資計画に対しまして、従来までに出ましたものがテンサイ糖関係で六億円ございます。これは御承知の通り芝浦精糖が新しい工場を設立いたしますについて融資をいたしたものが六億でございまして、これを貸し出すに際しまして、北海道開発公庫を経由して貸し付ける、こういうことでございます。
○永野政府委員 今、食糧庁長官が参っておりませんのでよくお伝えいたしまして、できるだけ早く可能な限り提出いたしたいと思います。
○永野政府委員 可能な限り取り急いで提出いたします。
○永野政府委員 凍霜害によりまして、確かに蚕種の販売代金の回収に非常に困難を覚えるというような問題があるのであります。従いまして蚕種製造業者の経営についても相当な問題が発生しておることはよく存じておるのであります。
○永野政府委員 桑につきましては、ただいま石田委員から御指摘のように、蚕期別の被害との関係がございまして、春蚕の被害程度を年間に直してみると三割になるか二割五分になるかという問題があるのでございまするか、この点は共済の制度にも同様にいたしておるのでございまするが、春蚕こそれ以外の夏秋蚕と二つに分けて、この被害程度というものをはっきり分けて考えております。
○永野政府委員 ちょっと速記をとめていただきたい。
○永野政府委員 本年の凍霜害は、ちょうど掃き立て直前の地帯が非常に多いのでございます。そういう地帯におきまして被害が部分的にとどまります場合は、稚蚕用桑も相当手に入れられる可能性があるのでございますが、被害が非常に激甚でございまして、稚蚕用桑もないというような地帯もあるようでございます。
○永野政府委員 今回の被害に対しまして、具体的に融資並びに助成をどの程度施行するかということにつきましては、先ほど政務次官からもお答えがありました通り、各県の被害の実態というものをある程度はっきりつかむ必要があると思うのでございます。その上で被害のどの程度のものについて実施をするかということをきめて参るわけでございます。
○永野政府委員 主食代替のパン及びビスケツト等につきまして、今回の砂糖の入札制度実施の結果、コスト上当然変化があつたことはお話の通りでございます。
○永野政府委員 砂糖の価格統制をはずしました場合に、北海道のてん菜糖の生産に相当の影響があることは、今お述べの通りであります。この点につきましては、北海道の農業の保護と申しますか、北海道の農産物の生産を維持するという建前から、むしろ農業政策の面を中心といたしまして今後の大きな政策をきめて参るべき問題だと考えます。
○永野政府委員 砂糖と代替関係に立ちます水あめを通して、澱粉価格が今後どうなるであろうかという見通しにつきましては、先ほどお話の、砂糖の統制撤廃をどういう時期に、どういう見通しで、どういう輸入数量を前提にしてやるかということと直接の関連があるわけでございまして、それらの見通しにつきましては、現在すぐ見通しを立てることはなかなか困難でございます。
○永野政府委員 おのおの立場々々によつて有機的な動きをする限り、大きな國会の意思で末端まできめていくというわけではございませんので、これに即應した機構、大は大、中は中、小は小に從つて、おのおの仕事をやるということになるわけでございます。
○永野政府委員 これは結局現在の官吏がやるといいましても、根本は國会できめられた政治の大本に從つてやるわけであります。官吏はいわばそれの事務の執行機関でありますから、それの根本方針に順應していく限り、個人的に誤つているのは別として、官吏そのものがやることは民主主義に反するとは考えないわけであります。
○永野政府委員 なかなかむつかしい問題だと思いますが、しかし統制と民主主義というものは必ずしも両立し得ないわけのものではないと思います。
○永野政府委員 ただいま御質問のございました石炭の豫算に對する割合から見て、わずか三%ぐらいで、少いではないかというお話でございましたが、これは豫算の割合から言いますと、他の物資が二割、三割ないしは五割になつているのに對して少いということは言えるわけでありますが、これもただいま御指摘のありましたごとく、大部分直接の消費の數字を表わしておるわけでございまして、これは生産工業と違います關係上、あるいは特定