1991-03-12 第120回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
○永瀬説明員 今先生お話ございましたように、渡良瀬川の遊水池あるいは筑波研究学園都市周辺の大池天王池周辺地、いずれもそれぞれ自然環境が残されている地域でございます。その地域におきまして、それぞれ各種の開発構想なり計画が県等の段階で今検討されている状況にあるというふうに承知しております。
○永瀬説明員 今先生お話ございましたように、渡良瀬川の遊水池あるいは筑波研究学園都市周辺の大池天王池周辺地、いずれもそれぞれ自然環境が残されている地域でございます。その地域におきまして、それぞれ各種の開発構想なり計画が県等の段階で今検討されている状況にあるというふうに承知しております。
○永瀬説明員 先ほども申し上げましたとおり、そういった開発計画を行う際におきましては、自然環境の保全に十分配慮して計画を策定していただく必要があるというふうに考えております。そのような方向で指導もしていきたいと思っております。
○永瀬説明員 お答え申し上げます。 ゴルフ場の農薬問題に関しましての厚生省側の対応でございますけれども、ゴルフ場農薬によります水道水源の汚染問題につきまして私どもとしましても重大な関心を持っておるところでございまして、都道府県を通じまして情報収集を行ってきておるところでございます。
○永瀬説明員 まず第一点でございますが、水道法で上流に設置されます処理場等につきましての立地規制ができるかどうかということでございますが、現在の水道法なりあるいは全体の法体系というふうなものを考えた場合におきまして、それを水道法におきまして法規制をするというふうなことまでなかなか立ち至らないのではなかろうかというふうに考えておるわけでございます。なかなか難しいのではないかと思っております。
○永瀬説明員 水源保護条例のお話が出ましたけれども、私どもにとりましても水源の水質の保全は極めて重要な問題と認識しておりまして、それぞれの地域で地域の実情に応じましてさまざまな取り組みあるいは手法、施策がとられているということで、いろいろ御努力いただいているというふうに思っておるわけでございまして、その点につきましては十分承知をしておるわけでございます。
○永瀬説明員 環境基準そのものを取水する際の基準とする、それは一つの考え方であろうかと思うわけでございます。具体的に、ではそれを達成するためにどうするのかというところがまさしく問題になるわけでございまして、そういうようなことを含めまして十分検討させていただきます。
○永瀬説明員 消防法の規定によりまして自治体が危険物施設に対しまして、あるいは四条の規定によりまして一般の施設に対して立入権を持っていることは、先生御指摘のとおりでございます。 ただし、個々の場所の問題になりますと、また問題はちょっと別な問題になります。
○永瀬説明員 北海道電力の方の計画が、いろいろ地元に発表されたり、あるいは新聞報道になったりなどいたしていたようでございますが、私どもといたしますと、許可申請書の中に詳細が出てくるわけでございますので、これが出てこないと、どういうような材料がどのような形で使われているか、これはわからないわけでございますが、先ほど申し上げましたように北海道にはこのものが提出されております。
○永瀬説明員 消防法の関係におきましては、LPGタンクそのものに対します特別な防災上の規定はございません。一般の対象物並みの規定しか持っておりません。
○永瀬説明員 小さいタンクにつきましてはございますが、大きなタンクにつきましては、先生御指摘のように、ジャッキアップしました場合にタンク自体が水平に持ち上げ得るかという問題がございますので、ジャッキアップ工法をとるかあるいは底板の張りかえ工法をとるか、これはそのタンクの大きさ、あるいは変形の状態、基盤の状態等からどちらをとるか考えなければならないと思いますし、またそれ以外の適切な方法がある場合においては
○永瀬説明員 まくら置きのタンクとかあるいはコンクリートの架台の上に乗っておりますタンクは、一般に小さなタンクでございまして、百キロ未満のタンクが多うございますが、これにつきましても同じような検査をやるよう指導したいと思っております。
○永瀬説明員 全国で屋外タンクが九万の上を超えておりますが、その中で容量別の数というのはまだ正確には把握いたしておりません。各県別の屋外タンクの数は把握しております。
○永瀬説明員 米軍施設に対しましては、向こうが管理権を持っております関係で、現地の消防といたしましてはこの実態につきまして、許可等をもちろん行っておりませんし、また、その消防力あるいは貯油量については正確には把握いたしておりません。
○永瀬説明員 消防庁としましては、必要に応じて防衛施設庁の方と御連絡を申し上げながら資料をいただいて調査いたしておりますが、全部について一覧表はまだつくり上げておりません。
○永瀬説明員 消防庁といたしましては、津波その他の予警報が気象業務法で出ますと、それは都道府県知事を通じて市町村長に伝達されるわけでございまして、市町村長に伝達されますと、市町村の機関の一部でございます消防が、これを住民に知らせ、必要な警告あるいは避難命令の伝達等を行うのが常になっております。
○永瀬説明員 先生お尋ねの件でございますが、おっしゃいますとおりに最初不等沈下をしているタンクについて調べましたときは、一応の目安として直径に対しての傾斜量が二百分の一以上のタンクにつきまして内部点検をするようにという考え方で指示いたしまして、それから次に、先生いまお話の点でございますが、五月二十日に、内部点検をいたしましたタンクをあとどのように措置すればいいのか不明確でございましたので、それに関しまして
○永瀬説明員 先ほど通産省の方からお話もございましたが、私どもといたしましても、現在消防庁に設けました水島のタンク事故の事故原因調査委員会の審議はなお続いておりまして、それの結論が出ますれば、タンクのどういう部分が悪かったから起こった、あるいは基礎のどういう部分が悪かったから起こったのかというようなことは明確になってくると思います。
○永瀬説明員 先生御指摘のように大型のコンビナート施設の中におきますと、消防法の規制の対象あるいは高圧ガスの規制の対象、その他劇物毒物等の他の法令の規制対象等々が絡んでいることは事実でございます。
○永瀬説明員 消防庁といたしましては、消防法によりますところの火災予防というのが市町村の責務になっておりますので、直接的な予算につきましては交付税の中の一部としての算定以外計算的には出てまいりませんが、何しろ現在火災によりますところの死者の防止というのが一つの大きな問題でございまして、これに絡みましてのプロパンの事故によりますところの死者防止あるいはプロパン事故の発生防止については、たびたび通達等で
○永瀬説明員 先生お尋ねの水島の事故につきましては、御指摘のごとく現在原因の調査中でございまして、上物と下物との相関関係、これはいずれ明らかになってくると思いますが、基礎をつくりました会社、この上に全般をコントロールいたしますところの総括の元請の会社もございますが、御指摘のようにやはり現在の消防法のたてまえでは責任追及の形がはっきりいたしておりません。
○永瀬説明員 最近におきますところの水島のタンクの底板破裂によります漏油事故あるいは大協石油の火災等がございましたし、またそれ以前にもいろいろ論議されました出光石油化学の徳山工場以来の一連の化学工場の事故がございます。
○永瀬説明員 タンクの沈下の状況を測定いたしますのは、一般には水準器のような、トランシットと呼ばれるものを用いるのが普通でございますが、従来タンクの沈下の状態の観測はほとんどがやっていなかったのが実情でございます。
○永瀬説明員 先生お尋ねのコンビナート地帯におきます防災につきまして、一本化の方向を何らか形づくっていくということにつきましては、先ほど通産大臣からお話ございましたように自治省が中心になってということになっておりますが、実は消防庁がその中におきまして中心になりまして、各省からの御意見をいただいております。
○永瀬説明員 先生御指摘の北海道電力伊達火力発電所のパイプラインのことでございますが、室蘭から伊達に送る計画があるように聞いておりますが、この計画の内容につきましては、室蘭の方も伊達の方も、実はこれは許可いたしますのが北海道知事になりますけれども、そちらの方にもまだ計画が出てまいっておりません。
○永瀬説明員 先生御指摘の、タンクの形式に三つあることは承知しております。その場合に、それぞれ形式が違いますので、タンク自体の側板と屋根を含めた強さというものは、それぞれの形に応じて違いがございますが、底板に対する問題としましては、工法あるいは中に入ります油の種類、また高さ、こういうものによって異なってくると考えております。
○永瀬説明員 私どもの立場といたしますと、そのタンクの建設費が幾らであったか、先生がおっしゃいます高い安いということは実は調べておりません。
○永瀬説明員 先ほど申し上げましたように、内容の細かい部分、これを送ってきておりませんので、思想の根底あるいはその取り上げます要素というものが、実ははっきりいたしませんので、それが来れば、先ほど申し上げましたように検討に入りたいと考えておりますが、確かに一つの考え方ではございます。
○永瀬説明員 新聞に報道されました堺市高石市消防組合の考え方につきましては、その後私ども消防本部の方にその資料の送付方を求めておりますが、いまだその詳細を送ってまいらないわけでございます。考え方としては持っているけれども、まだ外に出すほどまでは進んでいないような電話は受けておりますが、なお現在も早く出してくれるように、考え方の一部でもいいから出してくれるように話しております。
○永瀬説明員 家屋が燃えますのは、木材としますと、いろいろな数値がございますけれども、三百五十度ぐらいの温度になれば燃える、ということが一般に言われております。そこへ来る熱がどれくらいかという問題ですと、これはケース、ケースによってちょっと違いますので、一概には言えないと思います。
○永瀬説明員 お尋ねの消火設備の問題でございますが、現在の消防法に基づきますところの危険物の規制に関する政令及び省令の中におきまして、大型のタンクにつきましては、固定の消火設備をつけるよう規定いたしております。この消火設備には、実は固定式のものに二つの形式がございまして、全固定式と言われるものと、半固定式と言われるものがございます。
○永瀬説明員 大協石油のタンク火災の原因の究明につきましては、現地四日市市及び三重県警察の方で調査が進んでおりますので、現在その進展状況の細かいところは、私どもまだ報告を受けておりませんが、タンクの火災となりますとなかなかわかりにくい点が多うございます。
○永瀬説明員 今回の事故、私どもが報告を受けておりますのは、タンクの屋根が壊れて火が出たという事実を聞いておりまして、その間の細かい事情を、実はまだ証言その他が細かく入ってきておりません。
○永瀬説明員 タンク及び防油堤に関します技術基準、いわば政令、省令になるわけでございますが、これの現実的な改定となってまいりますといろいろ手続上かなり時間がかかりますので、またそれに先行いたしまして当然行政指導はかけていきたいと考えております。
○永瀬説明員 一つの目標といたしましては、先生がおっしゃるとおりの考え方を持っております。ただ、いろいろ技術的な問題がございまして、先般の場合は油が燃えませんでしたのでよろしいのでございますけれども、これが燃える油で、燃えるとなりますと、広げるだけ広げますとまた消しにくくなってまいります。
○永瀬説明員 いままでの会議等では、私、申し上げましたような考え方で指導はしておりますが、これが徹底していないうらみは現実にございますので、今後指導の徹底を図りたいと思います。
○永瀬説明員 昨年末に通達いたしましたタンク等の緊急一斉点検の結果につきましては、二月十五日までに報告を求めるように示達いたしておりましたが、多少報告のおくれている県がございまして、昨日の夕方やっと全数が上がってまいりました。現在集計中でございますので、この数字を取りまとめて結果が出ますのはまだ数日を要すると考えております。