2015-06-29 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第15号
国際紛争を解決する手段としての武力行使の永久放棄から、後方支援限定ながら武力行使容認へとの大転換を意味している。総じて言えば、不戦国家から軍事力行使国家へとの大転換を意味し、国策を大きく誤ることになる恐れなしとしない。 平和国家としての国是は大いに傷つくことになる。 ここまで言っているんですね。 中谷大臣、どうですか、感想は。
国際紛争を解決する手段としての武力行使の永久放棄から、後方支援限定ながら武力行使容認へとの大転換を意味している。総じて言えば、不戦国家から軍事力行使国家へとの大転換を意味し、国策を大きく誤ることになる恐れなしとしない。 平和国家としての国是は大いに傷つくことになる。 ここまで言っているんですね。 中谷大臣、どうですか、感想は。
なぜなら、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重という三つの柱、中でも、世界で唯一、武力行使の永久放棄を規定した日本国憲法というものを真に実現することほど、高度な政治力、外交能力、尊敬され信頼される国民性など、高い知性と精神が求められることはないと思うからです。武力による安全保障ではなくて、理性や知性による安全保障を模索していくべきではないでしょうか。
第六に、世界最大の輸入国であり、恐らく将来もあり続けるであろう我が国のエネルギー政策として、ベストミックスと言われる燃料構成の中で、自分の国の石炭を切り捨て、一時的な価格論のみで将来の国内炭鉱存廃を論じるのは、国家国民の貴重な石炭エネルギーの永久放棄であり、優秀な技術、技能の損失であるということを認識していただきたい。
御陳述の中で、一時的な経済性による国内炭鉱存廃論議、これに落ち込んでいけば石炭の永久放棄につながる、こうもおっしゃいました。 我々、この特別委員会で、何回か参考人の意見を聞いてまいりましたが、九州大学の研究者の方の御意見を含めて、二十一世紀に石炭がエネルギーの王座に返り咲くことはもう疑いがない、こういうお話もありまして、それが私たちの審議にとって一つの道しるべになっております。
第一点は、法案で、自衛隊がアメリカ軍と共同で日本の領域外での軍事行動を行う法的根拠を定め、日本国憲法九条の戦争や武力行使の永久放棄や交戦権の否認を侵害する危険性を持っていることです。
日本の領土北千島の永久放棄を前提とするのではなく、スターリン時代の大国主義をただす立場に立ってこそこの交渉に当たるべきではありませんか。
ここにそれを一々列挙する時間はありませんが、アメリカのベトナム侵略に対する全面的協力、アジアにおける反共軍事同盟結成の陰謀、軍国主義と海外派兵、徴兵制を目ざす第三次防衛力整備計画の強行、日米安保条約の礼賛、沖繩の永久放棄など、枚挙にいとまがありません。
こうなれば、竹島は永久たな上げ、そうして、韓国は警備隊を解かないのでございますから、結局、日本は実質的には永久放棄。形式的には永久たな上げで、実質的の永久放棄じゃないですか。こういうことにしてあの日韓条約炉調印されたということはきわめて不満だということを、本会議、委員会で私どもは追及してきたはずであります。ところが、総理大臣は本会議で何と答弁をされましたか。
科学技術の振興、学問の発展も、日本国憲法のもとにおいては、国民の基本権のよりよき保障、国民の福祉に寄与するために追求さるべきものであることは申すまでもなく、そうしてまたこの国民が平和に生きる権利の確認、日本国憲法が前文及び第九条において明示しているところの絶対平和、戦争及び一切の戦力の永久放棄を確保し得るためになさるべきものであることは当然であります。
この問題は、われわれは二カ年間取り組んでおり、その前には、米軍の通信拡張問題がありまして、ついに地元住民の意思に米軍みずからも屈しまして、永久放棄をして、昭和三十二年に米軍基地は撤退したいわくつきのところであります。
憲法上から見まするならば、国際紛争を解決するためには戦争を永久放棄するという規定を持っておるのであります。しかし、日本が国際紛争の解決の手段として戦争を採用するような国家になりはしないかと私どもは思うのでありまして、ここに大きな憲法違反を犯す結果となるのであって、実に重大であるといわなければなりません。(拍手)総理の所見を承っておきたいのであります。