1979-05-25 第87回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
○相沢武彦君 各国では食酢の酢酸、氷酢酸ですね、これを量的に表示する義務を課しているわけなんですけれども、わが国ではどうなっているんですか。
○相沢武彦君 各国では食酢の酢酸、氷酢酸ですね、これを量的に表示する義務を課しているわけなんですけれども、わが国ではどうなっているんですか。
○相沢武彦君 合成酢というのは、化学的に合成された氷酢酸を薄めて、それにグルタミン酸やコハク酸などの化学調味料それからブドウ糖や人工甘味剤その他幾つかの食品添加物という薬品類を加えて人工的につくられたものだというのですが、主成分に当たる氷酢酸、これについて一体どんな性状の物なのか、御説明いただきたいと思います。これは厚生省ですか。
○説明員(藤井正美君) 食品添加物として使われております氷酢酸並びに酢酸につきましては、食品添加物公定書におきまして基準並びに規格を定めております。氷酢酸につきましては純度九九%以上、いわゆる一%の不純物というのはほとんど水と考えられております。酢酸につきましては氷酢酸を水に溶かしたものでございまして、純度約三〇%の純酢酸を含んでおります。
それに対して合成酢と呼ばれておりますものは、いまだんだんお話がございましたような氷酢酸にアミノ酸添加とか、食塩とか甘味料とかいうようなものでございます。現実の市販品は、醸造酢といわれているものにつきましても、両者を適当に混合しておるというようなことでございます。
○大河原説明員 氷酢酸をもとにいたしました合成酢、これはわれわれが調べた簡単な記録でございますが、大正の初年から安いものということで出回っておった経緯がございます。
○小高説明員 いま御指摘の酢酸のことでございますけれども、酢酸と氷酢酸につきましては、食品添加物としてこれは規格がございまして、その中で重金属の規格を定めてございます。その限度は、酢酸におきまして十PPM、氷酢酸も同様でございます。こういう規格が現在ございます。
○川合説明員 七月十日に査察いたしましたときの違反の状況は、硝化綿二万キログラム、アセトン二十五万リットル、酢酸ブチル三万リットル、ブタノール六万リットル、氷酢酸九千リットル、オイル二万リットル、合計いたしまして指定数量の四千九百六十八倍の貯蔵をいたしておりました。これがいわゆる野積みの違反であったわけであります。
と申しますのは、この酢酸エチルを変性剤として入れまして、その後また氷酢酸を三百六十幾つかに対して四〇グラム入れておるわけでございます。