2021-04-27 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
○政府参考人(井上智夫君) 平成三十年台風第二十一号により大阪湾は過去最高の潮位となりましたが、湾に注ぐ木津川、安治川、尻無川の三河川の河口付近に整備した三つの水門や高潮堤防、さらには水門閉鎖時に寝屋川流域や大阪市街地に降った雨水を淀川本川へ排水する唯一の毛馬排水機場等が無事に機能したことによって、これらの地域の浸水被害が防止され、約十七兆円の効果があったと推定しています。
○政府参考人(井上智夫君) 平成三十年台風第二十一号により大阪湾は過去最高の潮位となりましたが、湾に注ぐ木津川、安治川、尻無川の三河川の河口付近に整備した三つの水門や高潮堤防、さらには水門閉鎖時に寝屋川流域や大阪市街地に降った雨水を淀川本川へ排水する唯一の毛馬排水機場等が無事に機能したことによって、これらの地域の浸水被害が防止され、約十七兆円の効果があったと推定しています。
○政府参考人(井上智夫君) バックウオーター現象や水門閉鎖等により氾濫がしやすい河川において浸水被害の防止、軽減を図るためには、雨水の河川への流出を抑制する雨水貯留浸透施設の整備促進が有効な手段の一つです。このため、本法案の改正により、このような自然条件の河川を対象に、雨水貯留浸透施設の整備への支援を強化することとしております。
東日本大震災におきましては、水門閉鎖や住民の避難誘導などに消防団員が献身的に活動をされました。その一方で、多くの団員が犠牲となったところでございまして、その教訓を全国の消防団員の安全対策に生かすことが重要な課題として認識をいたしております。 消防庁では、東日本大震災を踏まえまして、平成二十三年十一月から検討会を開催をし、多くの犠牲者が生じた要因の分析を行いました。
もしも、水門閉鎖や避難誘導に当たった消防団員を初め、みずからを犠牲にして住民の命を守り抜いた人たちがいなかったら、もっと被害は拡大していたと思います。もしも、住む家も、食べるものも、家族も失ったにもかかわらず、避難所で不平不満を言わず、互いに助け合ってきた人たちがいなかったら、もっと被害は拡大していたと思います。 きょうも、岩手県の釜石市では山林火災の消火活動が続いています。
東日本大震災における死亡又は行方不明となった消防団員二百五十四人であり、そのうち殉職した百九十八名の消防団員の活動状況は、五十九人の二九・九%、水門閉鎖等に従事していたと見られます。
○河野義博君 先ほど御紹介をしました自らも被災しながら水門閉鎖業務に当たった私どもの同僚議員は、助けることができなくて目の前で犠牲になっていった方々のことを、今でも夢に出てきますというふうにおっしゃっておられました。
まず、海岸法の本論に入る前に、私も消防団員でありますので、消防団員の死者・行方不明者があの震災で二百五十四名ということで現在数字が出ていますけれども、そのうち水門閉鎖等の死者が五十九名ということでございます。本当に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 いろいろと権限は法律上は書かれていますが、最終的には消防団員が操作をしているというケースが主流であります。
○室田政府参考人 東日本大震災におきましては、委員御指摘のとおり、避難誘導やあるいは水門閉鎖等の活動中に多くの消防団員が犠牲になったところでありまして、その教訓を消防団員の安全対策に生かすことが重要だと考えております。
○室田政府参考人 津波災害時の消防団活動・安全管理マニュアルにおきましては、消防団員はみずからの命を守ることを最優先とするという考え方に基づきまして、一つは、津波到達予想時刻等に基づきます活動可能時間の設定による退避ルールの確立、二つ目が、指揮本部から隊長、あるいは隊長から団員という指揮命令系統の確立、三つ目が、指揮者のもとで複数人で活動すること、特に水門閉鎖につきましては、一人で複数の水門を担当するのではなく
○北村大臣政務官 東日本大震災においては、御指摘のように、水門閉鎖や住民の避難誘導などに消防団員が献身的に活動していただいたという一方で、多くの団員が犠牲になったところであります。その教訓を全国の団員の安全対策に生かすことが極めて重要というふうに考えているところであります。
○長谷川政府参考人 今の御指摘のうち、安全管理の行動の部分でございますが、これは御案内のとおり、大震災で情報が少ない中で水門閉鎖等に行って非常に危険だったということはもうわかっておりまして、そういうことにつきましては、先ほど申し上げましたように、中間報告の中で行動の指針を、先ほど大臣からもお答えがございましたが、お出しをしているところでございます。
○国務大臣(川端達夫君) この度の大震災では、消防団の方々は本当に自分のふるさとを守るという精神の下に、消火・救助活動を始め水門閉鎖、避難誘導、避難所支援など献身的に御尽力いただいたことを改めて感謝申し上げたいと思いますが、その活動の過程を含めまして、消防庁では被災地の消防団からヒアリング等を行う中で、ライフジャケットあるいは投光器などの装備が不十分であったという指摘がたくさん寄せられました。
○吉川沙織君 今、充実を図りたい旨の御答弁ありましたけれども、今回の東日本大震災で消防団員の方が被害に遭われた類型として、消防庁が今月十月十一日に示した地域防災計画における地震・津波対策の充実・強化に関する検討会資料で、避難誘導中と水門閉鎖中の二つを挙げています。避難誘導中の被害については、例えば無線などの通信装備を充実することである程度は回避することができるようになるのではないかと思います。
岩手県の田野畑村の消防団員の中には、津波を防ぐために水門閉鎖に向かっていった、このような例もございます。 そこで、これは共済の制度があるんですけれども、共済は、これだけ多くの死者となりますと、共済金の方が足りなくなってしまうということなんです。この点について、我が党の木村太郎議員の方からも質問主意書の形で政府に投げておりますけれども、この消防団の皆さん、これは皆さんボランティアですよ。
特に、この諫早湾の今回の潮受け堤防の水門閉鎖後の顕著な変化というのは、既に彼ら自身がいろいろな場面で言ってきた。それがやっと、日本の中で最大のノリ養殖事業に、あるいはノリの状況に変化が起こって初めてそれが届いた。
すなわち、高潮時の水門閉鎖に伴います流水の一時貯留機能の確保と底質汚泥の除去によります水質浄化を目的とするものであります。
干拓計画の推進者であります農水省の当局がこのようなことをわざわざ申し入れるのは、水門閉鎖、それによる淡水化によって汚濁が進行することのしりぬぐいを他に転嫁していることを露呈するものではないでしょうか。この手法は、中間報告の流入負荷が現状のまま推移するとすれば、淡水化してもほぼ現状程度の水質を維持できるという結論にもしっかりと踏襲されていると思います。
水門閉鎖をした場合としない場合の浄化目標達成に要する期間及び費用の相違を、環境庁及び農水省はどのように考えておられるか、それをお伺いいたしたいと思います。
地元では、千曲川の増水によって逆流現象を防ぐために蛭川の水門を閉鎖したんだ、それで、この水門閉鎖による二次災害を防ぐためにどうしても蛭川水門に内水排除設備、排水ポンプを一台でもほしいと要望しているわけです。
それと同時に、水門閉鎖時の排水のための排水機、これは全体計画では六十トンでございますが、この激特事業としては四十五トン毎秒を計画しております。それを設けまして、さらに河道の部分につきましてはいわゆる川の断面積が狭うございます。そういった狭小部の拡幅、広げることを行います。
それといわゆる大学の先生方のいままでの意見、こういうふうな結果に基づきまして、県のほうとしましては水門閉鎖と関係ないということでございます。しかしながら、私らとしましては、いろいろその因果関係につきましては関係機関なんかとも今後協議していきたいと思っております。
〔山崎(平)委員長代理退席、委員長着席〕 そういうことを総合しますと、私たちとしましてはいわゆる水門操作ということをやっておりますけれども、水門閉鎖と魚の斃死ということは関係ないというふうに考えております。
それから水門が閉鎖されました場合は、水門閉鎖に伴います湖内の淡水化によりまして、従来の汽水性の白魚でありますとかヤマトシジミ、そういったものに対する影響が出てまいります。
また福井市は、駅を中心として五千戸以上の家屋の浸水を見、駅もわずかにホームを残すだけという惨状を呈したのでありますが、これは市内を流れる小河川荒川が、足羽川との合流地点で、本川足羽川の河床が高く、水門閉鎖による内水の湛水のためであると存ぜられるのでございます。荒川改修、特にポンプ排水施設の改築を熱心に要望されました。私どもといたしましても、これが工事の早急実施の必要を認めたのであります。