1970-12-08 第64回国会 衆議院 商工委員会 第2号
水銀の場合には、水銀電解法苛性ソーダ製造、アセチレン法塩化ビニール製造、顔料、塗料、計測器、電池などの機械。カドミウムの場合には、鉱山、製錬所、メッキ・顔料などの化学、自動車、電器部品という内容が閣議に報告されたと思うわけです。
水銀の場合には、水銀電解法苛性ソーダ製造、アセチレン法塩化ビニール製造、顔料、塗料、計測器、電池などの機械。カドミウムの場合には、鉱山、製錬所、メッキ・顔料などの化学、自動車、電器部品という内容が閣議に報告されたと思うわけです。
それによりますれば、工場排水につきましては、現在、都道府県知事に権限が委譲されていないパルプ、紙または紙加工品製造業、水銀電解法苛性ソーダ製造業、アセチレン誘導品製造業、石油化学工業、石油精製業、鉄鋼業等について、また大気汚染につきましては、電気事業及びガス事業についてその規制権限を早急に都道府県知事に委譲するよう関係各省庁と協議をいたしたいという態度でございます。
工場排水では、除外されておるのが、酒が国税局、パルプ、紙が通産、水銀電解法苛性ソーダ製造が通産、アセチレン誘導品製造業が通産、石油化学工業が通産、石油精製業が通産、鉄鋼業が通産、鉄道車両が運輸、それから船舶の酸、アルカリ洗浄施設、電気メッキ施設、こういうのが工場排水法では地方に権限委譲する分から除かれておるわけですけれども、これに関する権限を地方自治体に委譲する。