2012-03-22 第180回国会 参議院 環境委員会 第2号
一九九〇年の熊本県の水俣湾水銀調査でも、国の定める水銀の基準値を超える魚がいたことがはっきりしました。そして、水俣病に詳しい専門の医師らによる二〇一一年の慢性水俣病の臨床疫学的研究、ここでは一九六九年十二月以降の出生者にもメチル水銀の影響は出ていると報告されています。 これは大臣、こういう事実は御存じでしょうか。
一九九〇年の熊本県の水俣湾水銀調査でも、国の定める水銀の基準値を超える魚がいたことがはっきりしました。そして、水俣病に詳しい専門の医師らによる二〇一一年の慢性水俣病の臨床疫学的研究、ここでは一九六九年十二月以降の出生者にもメチル水銀の影響は出ていると報告されています。 これは大臣、こういう事実は御存じでしょうか。
一方、私ども水産庁といたしましては、平成十四年度からでございますけれども、この厚生労働省の暫定的規制値の適用除外とされておりますマグロ類それから深海性の魚介類、こういったものにつきまして十四年度から十六年度にかけまして水銀調査を実施しておりまして、具体的には十五種類の五百一検体ということで調査しておりまして、その結果は既に公表しておりまして、また厚生労働省の薬事・食品衛生審議会、こういったところでの
ここに私が持っておる資料で、東京都中央卸売市場に入荷をした国産ウナギの水銀調査結果というものがありますけれども、これは厚生労働省が指示をされたものではなくして、東京都が任意で行ったということであります。 もしこの週刊誌報道の調査が正確であれば、大変なことであると私は思うんです。
水俣病ではまだ分からないことが多いのに」と言って「妊婦の毛髪水銀調査などのチェックも必要で、水俣病像を後世にきちんと伝えていくことは医学者の務めと思う」、こう言って、あの会議に行って何の研究資料もなかったことが残念だと言っているんだよ。行った人が恥ずかしい思いをしたと言っているんだよ。そんなもの、こんな立場で調査研究をしておったら恥ずかしいのは当たり前や。
○馬場委員 毛髪水銀調査を前向きでというのは一体どういう意味ですか。やるならやると、やり方については検討させてくださいと言えばいいでしょう。
その根拠として、厚生省が実施した水銀調査の結果、例えばごみ最終処分場での表土の平均水銀濃度〇・三一ppmを挙げているわけです。 しかし、東京都環境科学研究所が八四年に実施した調査では、東京の市街地の地表から自然環境の六、七倍の濃度の水銀が検出されておる。
○中島委員 次の問題に移りますが、この水銀汚染に関連をして、苛性ソーダ工場の水銀調査の問題についてお尋ねしたいのです。 七月中にこの調査が完了するという目標だったと思うのですが、現在すでに終わっておられるかどうか、進捗状況はどうなっておりましょうか。
水銀調査につきましては、全国調査を環境庁でお願いするわけでありますが、まず、汚染の疑いのある九水域の徹底調査をしていただく、こういうようなことで対処していくわけでございます。 漁業者についての補償問題等について御意見がございました。つなぎ融資のことを申し上げておるのでありますが、私どもは原因者負担の原則というものを、これを確立しておるわけであります。
また、水銀等につきましても、これは最近非常にまた問題になっておりますので、環境庁と一緒になりまして、あるいは各省とも一緒になりまして、全国的な形で、特に有明、不知火を中心としながら、全国的な形で水銀調査もすることといたしておりますが、各省も含めましてでございますが、なかなか手が回りかねるというようなこともありまして、あるいはカドミウム、あるいはシアンというふうな、なお危険を含んでおる物質についての調査
○政府委員(齋藤太一君) この日本合成の工場の排水から流れ出たと思われます水銀が、どの程度に蓄積されておるかどうかといったような状況につきましては、これから政府としまして総合的に環境庁を中心に実施されますヘドロの中の水銀調査等々の結果を待ちませんと、詳細には判明しないものかと存じます。
そこで、今度は山口県の衛生部長のこの魚介類は水銀調査の結果食べても差しつかえないものと認めますという、これは魚屋にみんな張ってある。ですから、そういう点早く手を打って、あいまいでおくのが一番よくないと思うのですね、早く手を打ってほしいということ。それから次に、同じく奈良県芳野川の、これは宇陀川という川と合流したところへダムを建設している。それをいま建設して上水道の用水を取ろうとしている。
厚生大臣は全国的な水銀調査をしたいといって答弁されていたわけですが、神通川の調査を四十五年にやるというんですが、それはもう四十二年からの話なんですが、四十五年、いまになって本格的な調査に入るなんというのは、非常に立ちおくれているじゃないかということを尋ねているわけです。
同じく昨日のニュースの中に、これは富山県の「神通川の水銀調査、学者も怒りの“告発”」という記事が出ておりますね。これも問題になっているのは、昨年の九月以来問題になっている地域で調査をして、一定の方向を出してきている。
○説明員(橋本道夫君) いま御指摘のございました神通川の件でございますが、昭和四十二年厚生省は全国の水銀調査をいたしましたときに、神通川については影響を及ぼす水銀工場がないという、われわれの従来のデータではそうなっておりましたので、神通川をそちらの対象水域としてとったわけです。
○政府委員(舘林宣夫君) 先ほど来申しておりますように、水銀量としては——すなわち全水銀量といたしましては、すでに各所の水銀調査は完了いたしておるわけであります。その中の有毒なメチル水銀の含有量というものは目下検査中である、こういうことであります。