2021-04-15 第204回国会 参議院 環境委員会 第6号
で、トリチウム水タスクフォースでは、地層注入、水蒸気放出、水素放出、地下埋設など、他の処理方法も検討されていたのに、最終的には海洋放出が現実的とされ、決定したということでございますが、菅総理も会見でおっしゃっていたこの現実的な判断というのはどう理解したらいいのか、御説明いただきたいと思います。
で、トリチウム水タスクフォースでは、地層注入、水蒸気放出、水素放出、地下埋設など、他の処理方法も検討されていたのに、最終的には海洋放出が現実的とされ、決定したということでございますが、菅総理も会見でおっしゃっていたこの現実的な判断というのはどう理解したらいいのか、御説明いただきたいと思います。
○副大臣(江島潔君) これは、いずれもALPS小委員会で、技術的に可能性がある五つの方法、今、徳永委員御指摘の五つに関しまして検討をいただいたわけでありますけれども、地層注入、それから水素放出、地下埋設、この三つに関しましては、いずれも更なる技術開発、あるいは規制の在り方の根本的な検討が必要となるという可能性があるものでありまして、いずれにしても、これ対応に非常に時間が掛かりそうだということであります
また、五つの処分方法についての評価の結果としまして、地層注入や水素放出や地下埋設については、更なる技術開発や新たな規制の在り方の検討が必要となる可能性がある、こうした対応には時間を要するとの指摘がなされております。
○金子(恵)委員 これも地元紙で申しわけないんですけれども、十月の二十三日の福島民報新聞というものの地元紙の一面に政府の小委員会の委員を務めた福島大学の小山良太教授のコメント等が入っているんですけれども、もともとはこれはタスクフォースの作業部会で、処分方法については地層注入とか海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設などがあって、それを絞り込んだ形で小委員会の報告書というのが出されているわけなんですね
地層注入、海洋放出、水蒸気放出、水素放出、それから地下埋設の五つでございます。これに加えまして、貯蔵のあり方、貯蔵継続のあり方という点につきましても検討を進めております。 いかなる方法でこのALPS処理水を取り扱うかということにつきまして、ALPS小委員会におきまして、現在、慎重に検討していただいているところでございます。
その際に、諸外国の前例等を踏まえまして、先ほど委員御指摘のとおり、地層注入、希釈海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設の五つの処分方法について検討を行っております。
処分方法につきましては、水蒸気放出、海洋放出、地下埋設、水素放出及び地層注入という五つの処分方法を議論しているほか、説明・公聴会でも多くの意見をいただいた貯蔵継続、長期保管ができないかという点についても、予断を持つことなく、しっかりと検討したいと考えております。
さらに、今後、トリチウム水タスクフォースで検討されている五つの方法、これも右側の方にちょっと書いておきましたが、地層に注入するとか海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設とあるわけでありますけれども、総合的に検討するとのことで今進められているということで認識しておりますが、トリチウムは、現在、日本国内で動かしている原発の規制基準に基づき排出されているところもあったり、また、スリーマイルアイランドでの
こうした事故はこれまでから何度も経験しているわけですが、だから、フランスのスーパーフェニックス事故報告書では、一九九二年の六月に、ナトリウム火災が各種の二次系配管を囲むコンクリート壁に及ぼす長期的作用に対し追加の予防措置をとることを述べるとともに、高温下での水素放出が起こる可能性を否定できない、あらゆる爆発の危険を排除できるよう放出の大きさを制限する必要があると指摘していると思うんですが、フランスの
いずれにしても、フランスのスーパーフェニックスの調査報告書では、「高温下で水素放出が起こる可能性を否定することはできない。あらゆる爆発の危険を排除できるように、このような放出の大きさを制限する必要がある。」
その報告書の中では、「高温下で水素放出が起こる可能性を否定することはできない。あらゆる爆発の危険を排除できるように、このような放出の大きさを制限する必要がある。」つまり、ナトリウム・コンクリート反応の後の水素爆発の問題について随分注目をしていたわけです。 それで、昨年の動燃における「もんじゅ」事故の再現実験ですね。
この報告書の中では、これはフランスの産業貿易省の原子力施設安全局が出しているものですが、九二年に、コンクリートからの水素放出の可能性を指摘して、あらゆる爆発の危険を排除できるようにせよとしていたものです。ナトリウム・コンクリート反応が警告されてもおりました。