2020-07-29 第201回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
特に最上川上流にある水窪ダムというのが、私が農水省に入って最初に設計と監理をした、工事をしたときのダムなんですね。東北で、利水ダムとしては最大の利水ダムだったと思いますけれども、そこが治水に貢献していればうまくいったのではないだろうかという思いがあるぐらいなので、私は、この二月に流域治水という考え方を打ち出したというのは画期的な治水政策の転換だと思います。
特に最上川上流にある水窪ダムというのが、私が農水省に入って最初に設計と監理をした、工事をしたときのダムなんですね。東北で、利水ダムとしては最大の利水ダムだったと思いますけれども、そこが治水に貢献していればうまくいったのではないだろうかという思いがあるぐらいなので、私は、この二月に流域治水という考え方を打ち出したというのは画期的な治水政策の転換だと思います。
しかも竜山村に所在する秋葉堰堤並びに秋葉ダム、佐久間町の佐久間堰堤並びに佐久間ダムあるいは水窪の水窪ダムあるいは春野町の中部電力関係の発電所等々、大地震に対して手のつけられない存在として新幹線の対策と原子力発電所の対策とダム対策というのが余りにも巨大であって、具体的にどうしたらいいかわからないとまで言われているところです。いみじくもこの四町村にはこういうものが存在をいたしております。
その一は、東北ほか二農政局が、昭和四十六年度から施行しております米沢平野農業水利事業水窪ダム工事ほか四工事の燃料費の積算に関するものでございます。すなわち、これらの工事におきましては、工事に使用する掘削機械等の燃料費につきまして軽油引取税が含まれている通常の販売価格によって積算しておりました。
そこで秋葉へ流れてくるのは、あなたがおっしゃるように、水窪ダム、あるいは気田川という川もあるが、そのまた上流の佐久間からも調節のために水が放流されて流れてくるわけです。放水能力を持っておったのは、水窪にも気田川にもないわけです。調整の能力を持っているのは佐久間だけです。その佐久間がつまりその調節が終わったまん中に水害があったわけです。