1982-02-24 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
つまり、この発言は、いままでの反省の上に立って積極的な新しい農政を進めたいというのは、新しい立場で水田減反政策を見直す、こういうことなんでしょう。いかがですか、大臣。
つまり、この発言は、いままでの反省の上に立って積極的な新しい農政を進めたいというのは、新しい立場で水田減反政策を見直す、こういうことなんでしょう。いかがですか、大臣。
そしてなぜそんなに減少していくかということの背景には、この文書を読んでみますと、「農村の嫁不足、農村社会の閉鎖性など従来からの諸問題に加え、水田減反政策の浸透、畜産飼料の高騰、農業生産物の価格低迷など最近の農業環境の悪化が影響しているとみられ、農業後継者の過半数を輩出する農業高校関係者も「よほどの環境変化がない限り、この傾向はさらに続くだろう」と、将来についても厳しい見方をしている。」
いま、米の過剰を理由に、およそ四分の一に相当する水田減反政策が行われております。加えて、政府の買い入れ限度数量は年々減少し、その結果、米穀流通における政府米の比重は低下し、自主流通米の比重が高まっております。この自主流通米中心の流通は、不正規流通米、つまりやみ米の増加を生み、ひいては食管法を根本から崩壊させているのであります。