1971-10-05 第66回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号 私どもが特に強い印象を受けましたのは、基盤整備事業・中でも水田圃場整備事業に対する両県の強い意欲でありました。 これは、平均耕地面積が鳥取九十アール弱、島根七十アール弱という狭さであり、規模拡大の困難さや、米価の低迷と相まって、稲作の単一経営が一般的には成立困難なため、この事業によって生ずる余剰労働力を、稲作以外に振り向け、所得の増大をはかることを目的としているからであります。 星野重次