1960-03-22 第34回国会 参議院 予算委員会 第19号
○千田正君 農林大臣にお伺いしますが、しばしば、水産関係で、いわゆる水産用重油が不足を来たしている。たとえば、三陸の沿岸で取れた場合とか、あるいは、先般のような、サバの漁が山陰地方にあったような場合というようなことで、非常に油の供給が円滑にいかなかったことがしばしばあったのであります。
○千田正君 農林大臣にお伺いしますが、しばしば、水産関係で、いわゆる水産用重油が不足を来たしている。たとえば、三陸の沿岸で取れた場合とか、あるいは、先般のような、サバの漁が山陰地方にあったような場合というようなことで、非常に油の供給が円滑にいかなかったことがしばしばあったのであります。
これはあくまでも法律に基くものではなしに行政指導は認めるということを申しておるのでありますが、価格の問題につきましては、今までどういうことをやってきておるかと申しますと、今後水産用重油等については、価格についても行政指導があるものと私は考えますが、これは必ずしも政府原案の六条がなければやれないということではないので、御承知のように水産業者等に供給する重油につきましては、重油の小売販売業者の中小企業等協同組合
○政府委員(川上為治君) この水産用重油につきましては、特にA重油、それが一番使われておるのでありますが、今回の関税の措置につきましては、A重油にはかからないということになっておりますけれども、このA重油につきましては、昨年の四月からその価格につきましても通産省から標準価格を定めまして、各漁港別にこれを実施しまして、その漁港別の各元売業者あるいは特約店はそういう価格で販売すべきであるということにいたしまして
そうすると片方が一割二分のものが一割三分の税率をかけられることになるのだが、一体それまでの必要があるのなら、水産用重油については免税にすべきだ。そのしわを商人なり取引機構で消えさせるような指導をするのならいいのだが、ボイラーのほうへだんだんしわが寄っていくというのじゃ、税率のきめ方として理論的に納得できないじゃないか。
水産用重油及び沿岸運航用重油については、まあ値段を安くするという特別措置の方法を伺いたい。というのは方法いかんによっては、一体そのしわがどこへいくのかという問題が出て来る。業者が負担するのか、それとも生産用重油及び沿岸運航用重油以外の重油を使用する人の方へおっかぶさっていくのかということをまあ聞きたいわけです。
関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議 原油、重油及び粗油の関税の一部復活に際しては、水産用重油につき可及的低価格をもって供給するよう通産大臣より言明があったが、さらに沿岸運航用重油についても特別の行政措置を講ずる外、陸上用のB、C重油中特に輸出に重要な関係を有する中小企業その他の産業において使用するものに対しては、政府において極力関税復活による悪影響を及ぼさないよう併せて行政措置を
すなわち原油、重油及び粗油の関税の一部復活に際しては、水産用重油につき可及的低価絡をもって供給するよう通産大臣より言明があったが、さらに沿岸運航用重油についても特別の行政措置を講ずる外、陸上用のB、C重油中特に輸出に重要な関係を有する中小企業その他の産業において使用するものに対しては、政府において極力関税復活による悪影響を及ぼさないよう併せて行政措置を識せられたい。というのであります。
それから、更に地区別の水産用重油割当及び販売数量というようなものも、これは水産庁から出ておるのでありますが、この地区別の運賃の値上というようなものもそれと同時に決定になつたのであります。