2021-03-30 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
有明海の調査範囲をきめ細かく行うということと、調整池から放出されている有害水が水産生物や潮流に与える影響を調査して報告するように求めておきたいと思います。 それから、農林水産省に要望したいと思うんですけれども、今問題になっているタイラギ、それからサルボウの統計がありません。二〇〇七年以降、農林水産統計で集計していないというふうに聞いているんですね。
有明海の調査範囲をきめ細かく行うということと、調整池から放出されている有害水が水産生物や潮流に与える影響を調査して報告するように求めておきたいと思います。 それから、農林水産省に要望したいと思うんですけれども、今問題になっているタイラギ、それからサルボウの統計がありません。二〇〇七年以降、農林水産統計で集計していないというふうに聞いているんですね。
○紙智子君 ちょっと今の答弁よく分からなくて、ちょっと事前に聞いたら、要するに、放出した有害水が堤防の外側の水産生物や潮流に与える影響は調査していないって聞いていますよ。
○片山大介君 それで、これまでのその海洋保護区、日本の八・三%の内訳見ると、これ先ほど宮沢委員からもちょっと指摘があったですけれども、自然景観の保護などを目的にした保護区が〇・四%、それから自然環境又は生物の生育、生育場の保護などが〇・一%、水産生物の保護培養などが八・一%。
具体的には、我が国は、自然景観の保護、自然環境又は生物生息・生育場の保護、水産生物の保護、様々な目的をそれぞれの法律に基づいて整理をしているところ、海洋保護区として位置付けているところでございます。 これまで、沿岸域については国立公園の指定等により適切に保全を図ってまいりましたけれども、沖合域については限定的な取組でございました。
水産庁では、漁場環境の改善を図るため、赤潮や貧酸素水塊による魚介類への影響調査や被害軽減対策技術の開発を推進しておりますほか、漁業者等による藻場や干潟の保全活動や都道府県等が行う水産生物の生息環境の改善の事業、こういった事業を支援してきているところであります。
○城内副大臣 我が国の海洋保護区には、自然景観の保護等、自然環境又は生物の生息、生育場の保護等、水産生物の保護培養等など、主目的や規制の対象は異なるものの、生物の多様性に資する複数の制度に基づく区域が含まれております。 このため、各所管省庁がそれぞれの制度の目的に応じまして海洋保護区を責任を持って設定、管理することが所期の目的の達成には効果的と考えられます。
御指摘のとおり、我が国におきましては、海洋の生物多様性の保全や生態系サービスの持続可能な利用に貢献するものとして、第一に、自然景観の保護等、第二に、自然環境又は生物の生息、生育場の保護等、第三に、水産生物の保護培養等を主目的とする区域を海洋保護区として位置づけているところでございます。
鯨類はほかの水産生物と同様に科学的根拠に基づいて持続的に利用されるべきでありますし、また、食習慣、食文化、鯨類の利用の多様性というのは尊重されるべきでありまして、この姿は、姿勢はぶれてはならないと私は思います。科学的根拠に基づき持続的に利用を図るというのは、これは水産政策の基本でありますし、科学的根拠というのはあらゆる政策の基本であると思います。
○政府参考人(長谷成人君) 藻場は、水産生物の産卵場所や幼稚仔魚の隠れ家、餌場等として重要な役割を果たしておりますけれども、近年、海水温の上昇やウニなどの食害生物によるいそ焼けの進行等により藻場が減少しておりまして、水産資源に深刻な影響を及ぼしております。
海藻類などが生えることで形成されます藻場、これは、例えばアワビ、サザエ、イセエビなど、いそ根資源の生息に欠かせないものでありますし、また、水産生物の産卵、稚魚の育成、そういったための場所としても非常に重要な役割を果たしております。
このようなことから、漁業を所管する農林水産大臣としてもこの問題に関心を有しておりまして、海洋プラスチックごみの発生源対策としての漁業者等の指導、支援や、マイクロプラスチックが水産生物に与える影響の把握に取り組んでいきたいと考えております。
これらの取組を通じまして、引き続き漁業系廃棄物の適正処理を推進するとともに、マイクロプラスチックが水産生物に与える影響に関する情報の収集にも努めてまいりたいと考えております。
秋田県におきましては、これまでも、ハタハタですとかアワビなどの水産生物の増殖の場となる藻場の整備を実施してきておられます。加えて、より効果的な漁場整備に向けまして、藻場・干潟ビジョンの作成のための藻場調査も実施しているところでございます。 水産庁としては、引き続き、藻場の回復に向け、必要な支援を行ってまいりたいと考えております。
そういう意味でいいますと、できるだけ早く環境省側で、水産生物についてもレッド種は科学的につくるようにする、そして、それをどのように資源として利用するかというのは、水産庁さんを中心に例えばやっていくというような形に持っていくのが理想ではないかというふうに思っております。
○儀間光男君 これ、農産物のみならず、これは水産生物にも言えるんですが、例えば海の、川の魚でいうとアユがありますが、これは大体フィリピン沖から南西海域で産卵して、後は四方八方にどんどん上がって、南下していく、西下していく、あるいは北上して我が国に寄ってくる、あるんですが、不思議なことにリュウキュウアユは独立した個体を持っているんですよ。
藻場や干潟は、水産生物の産卵場、生育場として重要な役割を担っていると認識しております。 このため、水産庁としましては、水産基盤整備事業によりまして、着定基質の設置等による藻場の整備や、覆砂等による干潟の造成の取り組みに対して支援を行っているところでございます。
琵琶湖におきましては、委員御指摘のように、ニゴロブナなどの産卵場となるヨシ帯の減少ですとか、夏場に水草が大量発生し、それが冬場になると枯れてしまう、こういうことが繰り返し発生することによりまして、湖底が貧酸素化することによりまして水産生物の生育環境に悪影響を及ぼしていると認識しております。
ところが、それらが消滅したことによって物質循環が変化をして、生態系ひいては水産生物に大きな影響をもたらしている。私は、瀬戸内海の生物多様性と生態系を保全するためには埋立てを原則禁止するなど、規制をもっと強化すべきじゃないかと。 この点についての環境省の基本的な考え方、大臣の基本的な考え方をお聞きしたいと思います。
水産資源の減少が懸念される中で、水産資源の回復、生産力の向上を図るための水産生物の生育の場、機能の強化対策は喫緊の課題であると、このように考えております。
平成十八年から地球温暖化に伴う海洋環境の変化が主要水産生物の生理、生態に及ぼす影響について研究を進めているとかって書いてあるんですけれども、これはどういうことかというと、温暖化によってサンマが小型化するとか……
サンゴ礁は様々な水産生物にとりまして、産卵あるいは稚魚の育成、それからえさの供給などの機能を有しておりますが、委員御指摘のとおり高水温による白化現象などが世界的な問題となっております。
具体的な内容ということで、主な内容をかいつまんで申し上げますと、まず環境悪化、水産生物の減少要因ということでございますが、タイラギ、アサリ等の二枚貝、それから魚類、ノリの色落ちというふうな各論の前提となる総論といたしましては、二つほど指摘がありまして、過去からの埋立て・干拓、人工構造物の構築、砂利採取等の人的な開発、及び二点目としては、潮位の上昇あるいは海水温の上昇等の自然現象が長期間にわたってあったことから
○政府参考人(弓削志郎君) 水産資源については東京都が調査をしておりまして、噴火が鎮静化した直後から、火山灰、噴出物の堆積状況、それからトコブシ、テングサ、これが主の対象魚種でございましたので、そういった水産生物への被害状況の調査を行っております。水産庁としては、こういった調査に助成を行っているところでございます。
○政府参考人(遠藤純一郎君) 水産系の学部には練習船がございまして、ここでは学生が水産生物の生態などを実地に学びまして様々な漁獲方法の教育を行う水産学実習を行うと同時に、専攻科での船舶職員養成のための航海実習を行っていると、こういうことでございます。
来年四月一日から死亡牛も含めた全頭検査が行われて、汚染した屠体、汚染した牛の死体が一切肉骨粉の原料にならないという体制が整うわけですから、そうなったら農林水産省は、有機質肥料への利用や、えさとして、反すう動物から反すう動物へというのはすぐ解禁しないと思いますが、少なくとも水産生物へのえさとしての利用を解禁するつもりがあるかどうか。