1980-05-15 第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号
○今村政府委員 水産物、一般的には需給状況がそれぞれ異なりまして、たとえばかずのこのように供給が一定限度しかないというふうなものとそうでないものといろいろございます。
○今村政府委員 水産物、一般的には需給状況がそれぞれ異なりまして、たとえばかずのこのように供給が一定限度しかないというふうなものとそうでないものといろいろございます。
水産物の需要のほうは、これは非常に増加しておりまして、また、その内容も、多獲性魚よりも高級魚、塩乾魚よりも高次加工品の伸びが非常に高く、また、畜産の飼料用の需要が強調であるというようなことで、消費の内容などは非常に変化が見られることは御存じのとおりでありますが、水産物一般の需要については、ある程度見通しを立てておるのでございます。
運賃が高くなったからといって、そのしわを消費者に対して転嫁することができないことは、魚関係の方がお述べになったと同じように、農林水産物一般の実情でございますことは申し上げるまでもございません。
この問題につきまして、私たちは海産物その他水産物一般について、できるだけ多量のものを輸出したいということで、いろいろな問題の所在を確かめて、これを切り開いて行きたいと思います。その前提といたしまして、やはり中共側との全面的な国交調整とかあるいは経済協定という問題が根本的に解決されませんと、なかなかこれはむずかしい問題ではないかと思います。
なお水産物一般に関しましても、ただいま部長さんの御意見では、等級審議会で御検討になるように承つたのでありますが、しかしながらやはり審議会で、運輸省を代表して細田部長さんとしては御意見をお述べになられるものと思いますので、特に深くこの点御留意を願いたいと思うのであります。