1953-02-13 第15回国会 衆議院 水産委員会 第19号
水産資源の保護培養中、浅海及び内水面における水産増殖予算、すなわち漁業調整第二課関係の予算はわずか三億四千四百万円、昨年よりわずかに一億円の増加にすぎません。しかもこの一億円の増加の内容は真珠養殖事業関係の増であつて、これは真珠業者の寄付にかかわるものであり、昨年と比較すれば少しすふえていないということになります。
水産資源の保護培養中、浅海及び内水面における水産増殖予算、すなわち漁業調整第二課関係の予算はわずか三億四千四百万円、昨年よりわずかに一億円の増加にすぎません。しかもこの一億円の増加の内容は真珠養殖事業関係の増であつて、これは真珠業者の寄付にかかわるものであり、昨年と比較すれば少しすふえていないということになります。
その次の、第二の重要問題として推進いたしましたものは、水産増殖予算の確保でございます。この問題につきましては、従来非常に少額でありましたが、現在の国際情勢を勘案いたしまして、食糧の緊急増産を進めるということが当面の大きな課題でございます観点から、水産増殖の予算につきましても、党としては非常に力を入れまして、四千二百万円程度の見通しを大体つけておるわけであります。
それから第二の点でございますが、水産庁の大きな水産増強の面から取上げているところの、水産増殖の一億一百万円程度の予算の実施につきまして、どのような具体的な方策によつて、水産増殖の成果を上げようとなさつておるのであるか、この水産増殖予算の実施についての御腹案を、御説明を願いたいと思うのであります。