1957-09-10 第26回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第8号
そこで、今のところ農薬被害による補償的なものはできないとするならば、今申し上げたような、そういう非常に困った零細な漁業者を指導していき、そうして水産増強をはかるといったような意味から、何らかの措置を講じていただきたい。それは幾らかの予算によって講じるというお話でありますが、それらも現在の予算では非常に貧弱でありますから、来年度の予算においては特に考慮をして、それを裏づけていただきたい。
そこで、今のところ農薬被害による補償的なものはできないとするならば、今申し上げたような、そういう非常に困った零細な漁業者を指導していき、そうして水産増強をはかるといったような意味から、何らかの措置を講じていただきたい。それは幾らかの予算によって講じるというお話でありますが、それらも現在の予算では非常に貧弱でありますから、来年度の予算においては特に考慮をして、それを裏づけていただきたい。
それから第二の点でございますが、水産庁の大きな水産増強の面から取上げているところの、水産増殖の一億一百万円程度の予算の実施につきまして、どのような具体的な方策によつて、水産増殖の成果を上げようとなさつておるのであるか、この水産増殖予算の実施についての御腹案を、御説明を願いたいと思うのであります。
○冨永委員 漁業法の改正に関しましては、農林大臣その他水産業長官並びに関係職員の御苦心に対しては敬意を表するものでありますが、何を申しましても、審議期間が非常に短いというような関係もあり、かたがた本法案はわが國漁業民主化並びに水産増強の面から考えて、きわめて画期的な重大な法案であります関係から、遺憾ながら今会期中にはこれを本会議に上程するには、あるいは至らないのではないかとも考えられる事態にあります
これは非常に小さいようでありまして、大臣の御答弁になる範囲でないようにもお考えになるかもしれませんが、これらの問題は、どうしても大臣の強力な政治力をもつて、基本的な考えをおきめおき願つて処置願わなければ、水産増強のためには非常に大きな阻害になると考えますので、問題は小さいようにお考えになられては困るので、特に大臣のお考えを承りたいと思うのであります。
これは資材や資金がないというような事情から、さような有様で、本來ならば、六十三港手を着けておるものなら、半分くらいでき上つて、そうして新しい水産増強の情勢に應じて、二十三年度には三十入れるとか、四十入れるとかしたいのですけれども、わずかに五港しかできないで、五十八も繰延ばしておるということになると、さきつ藤田君も言われましたように、内地四十八、北海道十三も入れたいのだということになるけれども、五十八
今や日本の食糧問題は、われわれの見るところによると、水産増強によつて蛋白質の増強ということがきわめて重大なる場合、水産局においては水産行政の一として、各地の漁獲物の供出の促進に全國的に歩いておられる。きわめて結構なことだと思いまするが、しかしそれには業者はどうしても資材がこれに伴わなければ、とうてい漁はできない。