2001-06-19 第151回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
その中から、特に皆さん共通してお話しになりましたことは、この水産基本法は平成十一年の八月の水産基本政策検討会の報告、さらに十二月の水産基本政策大綱、水産基本政策プログラム、こういったものをもとに日本の水産に関係する大勢の関係者の皆さんや団体の皆さんの意見を収れんしながらこの立派な法案をつくるに至った経過については、おおむね皆さんから、農林省側の努力、こういったものについて理解があったというふうに感じた
その中から、特に皆さん共通してお話しになりましたことは、この水産基本法は平成十一年の八月の水産基本政策検討会の報告、さらに十二月の水産基本政策大綱、水産基本政策プログラム、こういったものをもとに日本の水産に関係する大勢の関係者の皆さんや団体の皆さんの意見を収れんしながらこの立派な法案をつくるに至った経過については、おおむね皆さんから、農林省側の努力、こういったものについて理解があったというふうに感じた
このような考え方に立ちまして、水産基本法案の提出に至るまでの検討の各段階におきまして、水産基本政策検討会の議論への国民各界各層を代表する有識者が参加いたしました。また、水産基本政策大綱の策定過程における漁業関係者、消費者を初めとする関係者の皆様の御意見も聞かせていただきました。
最後に、大臣にお尋ねをいたしますが、お尋ねというよりも決意ということになろうかと思いますが、長い間かかりまして、先ほども言いましたように、水産基本政策検討会ですか、ここで努力をいただきまして、基本政策大綱ができ、改革プログラムができ、そしてこの水産基本法が今審議をされている。まさに水産の歴史を塗りかえる大きな法案だというふうに私は思っております。
私は、この点に関して、漁業の生産活動があって初めて環境が維持存続している側面をどう見るのかという点を、もう少し注意深く、水産基本政策検討会も議論されたように記憶しておりますけれども、その点を申し上げたかったわけです。
一九九九年八月の水産基本政策検討会報告では、我が国経済社会の重要性として、我が国水産業、漁村は単なる経済活動にとどまらない多面的な機能を有しているということを冒頭で明記していた。これを理念のところで新農業基本法と同じように何で書かなかったのかということがどうしても疑問なんですよ。なぜなんでしょう。
水産基本政策検討会では最初に位置づけですよ、きちっと。やはり理念の中にきちっと位置づけなければこれは腰が据わらないんですよ。 まだ国民が理解をしていないから漁業の問題はまだもうちょっと後からだというような姿勢ではもう間に合わない。そこのところがやはり姿勢の問題として物すごく弱いんじゃないかと思うんですよ。大臣、どう思いますか。
○松本(善)委員 そうしたら、国民に啓蒙するためにも、水産基本政策検討会の言っているように、やはり理念の中に多面的機能をきちっと入れればますますいいじゃないですか。どうしてそれができないんだろうか。どういう経緯でそんなことを、何のための水産基本政策検討会かと思いますよ。
さきの水産基本政策検討会報告でも、水産業、漁村の基本的位置づけとして、そうした多面的機能を持っていることを明らかにしました。 ところが、本法案では、単にその情報を提供するというにとどまっています。大臣は、漁業、漁村の位置づけとして多面的機能を認めていないのですか。なぜ、法案の理念の中に盛り込み、その役割への支援をしないのですか。その理由をお伺いします。
水産庁は、漁業白書、また水産基本政策検討会に出した資料の中で、干潟の魚類生育場として、水質浄化機能についてどのように述べられているのか、簡単に、述べられている全部あると思うので、述べていただきたいと思います。
○須藤美也子君 その数字をそのまま諫早干潟に使えば、環境への機能として三十カ所の下水道処理場の能力に匹敵する、この水産基本政策検討会で出している数値を見ればこのようになるんではないですか、こういうふうに思います。 そこで、大臣、干潟の重要性、機能についての認識を伺いたいと思います。
このため、去る八月三十一日に取りまとめられた水産基本政策検討会の報告に示された方向に沿って、基本政策の具体的内容と実施プログラムを取りまとめるとともに、漁業基本法を初め必要な水産基本法制の確立に向け、その内容と手順の詰めを急ぐ考えであります。 また、中国との間では、新しい日中漁業協定について早期の発効に向け努力してまいります。
このため、去る八月三十一日に取りまとめられた水産基本政策検討会の報告に示された方向に沿って、基本政策の具体的内容と実施プログラムを取りまとめるとともに、漁業基本法を初め必要な水産基本法制の確立に向け、その内容と手順の詰めを急ぐ考えであります。 また、中国との間では、新しい日中漁業協定について早期の発効に向け努力してまいります。
そこで、この八月には水産基本政策検討会からの報告もいただいておりまして、今までの検討も踏まえて新たな水産基本政策の具体化に向けた検討を急ぎ、年末をめどに基本政策の内容と実施手順を政策の大綱及びプログラムという形で取りまとめたいと考えております。 いずれも年末をめどにやってまいりたい、こういうことでございます。
また、林、水につきましても、食料あるいは国民に必要不可欠な資源を安定的に、しかも持続的に供給をしていかなければならない資源でございますので、そういう意味で、水産基本政策検討会での検討を踏まえまして、基本法の位置づけも念頭に置きながら、これから進めてまいりたいと考えております。
そういうことでありますから、大臣も御存じでありましょうし、水産基本政策検討会の中でも十分に検討がされているかと思っております。 現段階でその検討の内容がどのようになっておられるか、そしてまた大臣のお考えがどのようなところにあるかということについてお聞かせをいただきたいと思います。
中間報告がたしか去年の四月だったと思いますから、そういう意味でこの水産基本政策検討会は随分長く熱心に御議論いただいているなというふうに私は思っておるわけでございます。 そういう意味で、この夏ごろをめどに最終的な取りまとめをしていただいて、それを踏まえて基本法の制定も含んだ形で、また水産の個別制度の見直しもこの議論と並行した形で一定の方向を出していきたいというふうに思っております。
しかし、先ほど申し上げたような状況の中で、新たな時代、特に海洋秩序を含めた内外の諸情勢に対応できるようにするべく、平成九年九月に水産基本政策検討会を設けてずっと議論を続けているところでございますが、先生御指摘の新しい漁業基本法の制定につきましては、その制定の必要性というものがますます重要になってきているという認識を私自身持っておりまして、検討会自身もう二年近くになるわけでございますので、ことしの夏ごろをめどにそういう
なお、平成九年九月から水産基本政策検討会というものの中で新たな基本法というものの御議論もいただいておるところでございまして、いわゆる水産に関する、あるいは漁業に関する基本法というものも念頭に置きながら、検討会での御議論あるいは本委員会を初めいろいろな場での御議論を踏まえ、今後前向きに対応していきたいというふうに考えております。
また、新たな基本法の制定につきましては、先生からも今お話があったように、新たな時代の漁業、そしてまた漁業資源あるいは漁業に携わる方々の環境の変化等々の中で、沿岸漁業等振興法の観点だけではない新たな基本法というものを念頭に置きながら、現在、水産基本政策検討会で御審議をいただいておるところでございます。時代に合った新しい形の水産の基本法づくりというものに向けて努力をしてまいりたいと考えております。
また、この漁業の大きな変化に対応し得るような基本的な考え方を水産基本政策検討会というところで今御検討いただいておるところであります。
現在は、御承知のように沿岸漁業等振興法というものが基本法的な役割を占めておりますけれども、これからの漁業のあり方、特に排他的経済水域の設定あるいは漁獲可能量の制度等新しい段階、さらには水産業が資源状態の悪化、担い手の減少、高齢化等の厳しい状況に対応するために、昨年九月から水産基本政策検討会というところで、新たな基本法の制定も念頭に置きながら、来年夏を目指して答申に向かっているところでございます。
そういう中で、新しい時代、そしてまた厳しい、しかし大事な水産業を守り、発展をさせていくために、昨年九月から水産基本政策検討会というところで、この基本法の制定も念頭に置きつつ今後のあるべき水産についての基本的な御議論をいただいておるところであるわけであります。
あるいはまた海洋法条約に基づくいわゆるTAC等の問題が出てまいりましたし、特に最近は、漁業も、資源の悪化、高齢化あるいは担い手の減少等、厳しい状況にございますので、昨年九月から、水産基本政策検討会というものを設けて全般的な議論をしておるところでございますけれども、新たな基本法の制定についても、議論の中で十分に検討をしていただき、そしてしかるべき結果を出していただきたいというふうに考えております。
昨年九月に水産基本政策検討会ということで議論を開始いたしまして、あと一年程度議論を続けたいと思っておりますが、御指摘のありました新しい基本法の制定ということも念頭に置きながら今後の水産政策のあり方について鋭意検討していきたいというふうに思っております。
さらに、この検討会の成果をも踏まえまして、本年夏には、これは仮称でございますけれども、水産基本政策検討会というようなものを設置いたしまして、新たな基本法の制定という問題も念頭に置きながら、基本的な施策、制度のあり方につきまして、各方面から幅広い御意見を伺いながら検討を深めてまいりたいというふうに考えております。
なお、この水産政策検討会の成果を踏まえまして、本年夏には水産基本政策検討会というのを新たにつくりまして、基本的な政策、制度のあり方につきまして、各方面から幅広い御意見を伺いながら、検討を深めてまいりたいと考えております。
○藤本国務大臣 今、長官から御答弁申し上げました内容に尽きるわけでございますが、この水産政策検討会の成果も踏まえまして、ことしの夏に水産基本政策検討会、これは仮の名前でございますが、これを農水省の中に設置をいたしまして、新たな基本法の制定という問題をも念頭に置きながら、基本的な施策、制度のあり方につきまして、各方面から幅広い御意見を伺いながら、さらに検討を深めてまいりたい、かように考えております。