2001-05-24 第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
私は、水産基本法の早期制定と本法の基本理念に基づく斬新な施策の展開を切望する一人の水産人として、また、主として、私が携わっております中小漁業の立場からの意見を申し述べたいと存じます。 我が国の中小漁業、すなわち沖合、遠洋漁業でございますが、近年厳しい経営苦境に直面いたしております。
私は、水産基本法の早期制定と本法の基本理念に基づく斬新な施策の展開を切望する一人の水産人として、また、主として、私が携わっております中小漁業の立場からの意見を申し述べたいと存じます。 我が国の中小漁業、すなわち沖合、遠洋漁業でございますが、近年厳しい経営苦境に直面いたしております。
どうも一番そのことに対して強い信念を持って当たってくれるはずの金子大臣はあなたは水産人なんだから本当に日本の漁業を守る、日本の漁民を守るという立場から考えていただきたいんですが、大臣どうですか、私がいま申し上げたことに対してあなたの所見を聞かしていただきたいと思います。
それから、沿岸漁業構造改革というと、沿岸漁業の人口といいますか、構成を縮減するという点、この点に対しては、私も長い間の水産人の一人としてまことに御意見に同感なんであります。まあ、できますれば、そういうような新天地に沿岸漁業者を出しますことと、それから、沿岸漁業者の現在の状態でもよいから、これを共同経営の形で持っていく、——現在、大規模漁業者がやっておって、それへ手がつかないわけであります。
知りませんけれども、ただ水産人とすれば納得がいかないわけなんだ。だから納得のいくような行き方で進んでいっていただきたいということを私は望むわけなんです。そういった問題について、この北洋の保護関係のサケ、マスも、四十七度のこれに対して次長はあの決定通りにやるわけなんですか。何かもう少し愛護の手が必要だろうと思いますが、そういう手配というものはないものですか、どうですか。
岡井次長からでも、これは部長からでも、政府の建前だからして、そういうことは絶対にないと、こういうふうにおっしゃるかもしれませんけれども、水産人とすればこれは常識的に考えるべき筋合いというものがちゃんときまっておるわけです。ところがその常識と極端にこれは違った結果に現われておる発表がある。
○青山正一君 ただいま森崎さんのお話について申し上げますが、私は先ほど申し上げました通り岡井さんは、次長さんという官吏の立場からしてお話しになったわけなんでしょうけれども、これはここに内藤さんもお見えになっておりますが、内藤さんは私と非常に親しい間柄でこういうことを言うのはどうかと思いますが、水産人の誰一人としてこれは納得がいかないと思う。心から誰が見てもこれは納得がいかないと思う。
現在同校は旧専門学校制度時代以上の修業年限並びに教育内容を有するにかかわらず、卒業生に対しその当時あった教員資格が現在は得られない等の不利があるばかりでなく、一歩同校に足を踏み入れた者ならばだれしも感ずることであろうかと存じますが、有為の水産人を教育する機関として、まずあの校舎において、設備の点において、十分と言うにはあまりにもほど遠い感じであります。
これは平均して四割五分を値上げしなければならないという案になつておるそうでございますが、われわれ水産人から考えますと、冷凍に要する電力の四割五分の値上げということは、ただちに漁業の問題に影響しまして、いわゆる魚価に直接の関係が出て来る、こうしたようなことからいたしまして、普通の電力の一割四分何厘かの問題ならばこれはいたし方がないが、急に四割五分を上げなければならぬというのは、理由はあるでありましようけれども
でありますから、原始産業の場合においては、むしろ現在の行政はびつこの、跛行的な措置しかやつておらない、こういうことであつては日本の産業の将来に対しても非常になげかわしい次第であつて、私のように農村の生れの人間であつても今日の日本の水産の現状忍びがたく、一カ年というものは水産人としてできるだけ政府に協力してやつて来たのであります。
しかしながらこれは官庁において縦横の連絡を十分にとつて総合的な行政お行えばよいのであつて、われわれ国会におきましては、水産は重要な産業でありますから、専門の水産常任委員によつて、われわれ水産人として見識を持つて、水産の全般問題について正しい政治を行わなければならぬという見解から、私は水産常任委員会を廃止することに対しましては絶対に反対でありますし、また党に帰りましても、この事情をよく話をいたしまして
すなわち今後の日本の外交の方針は、やはり親米を基礎としてとられなけれげならないことは当然のことではありまするけれども、し与しひとり水産のみを犠牲にしてそうしてすべてのものを有利に導こうということは、われわれ水産人としては納得の行かないところでありまして、どうしてもこの重要な問題は、ほんとうに日本漁民が納得をする解決をしなければならぬと考えるのでありまして、やはりこの重要な問題でありますから、要するに
昔から、漁業は、対ソビエト交渉の大きな焦点として常に水産人の課題となつて来ております。この際、対ソビエト漁業折衝に関する外務大臣の明確なる所信を伺いたいと思います。
今後遠洋漁業方面においても、いわゆる国民外交的に相当に対外的な折衝が多かろうと思いまするとき、わが国の国民の品位が劣つて蹄つたり、あるいは文化性が低かつたりするということはどうかと思うので、わが国の国民外交の一端とも見られる最前線の水産に対して、国家といたしましても、きわめて重要なる観点において施策を講じなければならないと思うのでありますが、その際当然の帰結、して、水産教育の振興を離れて水産文化の高揚あるいは水産人
○委員外議員(高橋進太郎君) 今水産庁長官からいろいろお話があつたのですが、私ももう一つ松浦委員のお話のあつたように、この問題に対する基本的な態度の一つとしては、先ほど申上げました通り、明治七年から日本人がこの事業に関係しながら、非常にその間何十年という間何ら発展を見なかつたというのは、最初は、即ち昭和七年に日本人が初めて企業として乗り出す前までは、単に契約移民として日本の水産人が向うに雇用されまして
それを感情にこだわつておるというふうな物の考え方をなさり、一方的に自由出漁を認め、煽動するというようなことは、今日の日本の水産人として、少くとも国会議員として恥ずべき行為である、国会議員の風上にも置けない人である、私はかように思う。かような問題に長い間議論をする必要はありません。
今や農林行政の完璧を期するときにおいてわれわれ水産常任委員会は、また水産人は、あなたの、女房役として農林大臣を補佐する立場に大きな期待を持つておるものであります。この水産業における中小漁業者の現在の状況をよく考慮されて、これに対する政策を、農林大臣に補佐していただきたいと思うのであります。われわれ委員会といたしましても、この点に対するあらゆる努力を惜しむものではありません。
何にいたしましても過渡期であり、わが国の水産業界、水産行政すべてが遅れておるために、こういう措置がとられたことと思いますが、幸い水産人であり、水産に御経験の深い新長官を迎えて、私は決して官僚というようなこだわつたことについて小さく考えません。少くとも今日民主政治下において、官僚がのさばるというようなすきがあるはずはありません。
○藤田説明員 私も水産育ちでありまして、水産人であります限り、水産省ができますることに、もとより反対のことはございません。もちろんこれが早急に実現することを心から期待をいたしております。
かような規定によつて、そういうようなことが心配がないとするならば、非常にけつこうだと考えるのでありまするが、私どもが向うで伺いましたアメリカ外の加入国の意見は、これは従来一般水産についてでもでありまするが、捕鯨につきましても、日本が非常に濫獲漁業をやる、侵略漁業をやるといつたような立場から、日本の水産全体がまだ国際的な水準に到達していないという点を強く指摘いたしておつたのでありますが、この点私ども日本の水産人
講和條約を前にして、わが日本がかくのごとき協定に参加する運びになりましたことは、私ども水産人といたしましてまことに喜びにたえない次第であります。かような運びに至りましたことにつきまして、米国側の好意に私どもは深く感謝をいたすものであります。
戰前においては国際の協定をふみ破り、あるいは法規を無視して、日本の水産人が世界の海を荒しまわつた。今講和を目の前に控えて、また自由に日本の水産人が世界の海に飛躍することになれば、アメリカやカナダ、あるいはアラスカ方面において、非常に水産資源の保護ということについて努力を拂われておるその権益が、荒されはしないかということを、向うでは非常に心配いたしておつたのであります。
私は北海道の出身であつて、しかも水産人でありますから、まつこうから反対しなければならぬのであるけれども、先ほど申し上げたように、大局からいつてこれはある程度入れなければならないということで、むしろ私は水産庁に御援助申し上げたいのであります。しからば、私の提案した問題について、この席上においてよいことだというならば、なぜ一体つつ込んでやらなかつたということであります。
仁方町、音戸町、渡子、田原、早瀬、倉橋、鳥村、それに下蒲刈、上蒲刈等十六箇町村の漁業協同組合員七千八百五十人に及ぶ零細漁民は、その家族とともに、不漁による生活が極度に疲弊困憊していることを日のあたり見て来たのでありますが、この五艦解体による厖大な資源の活用もさることながら、これによつて生ずる零細な漁民の生活窮状はとうてい見のがすことはできないのみならず、この漁民の大なる犠牲を救う味方は、断じてわれわれ水産人
今までそうした御答弁は月並的なことでありまして、その話だけをたよつて、今日しからば漁業協同組合であるとか、一般水産人がこの窮境を安閑として待つておるかどうかということなんですが、もう少しつつ込んで長官の御答弁をお願いしたいと思います。