1978-10-17 第85回国会 参議院 建設委員会 第2号 安政五年の鳶山大崩壊以来、上流山地の荒廃が相次いだため、大正十五年から国直轄の砂防工事が開始され、人跡まれな奥山で水源改修の事業が進められてきたのであります。 自来五十余年、砂防ダム、床固め等、既設の構造物は百個を数えるに至っており、これにより土砂流出は調整され、近年の記録的豪雨に際しても、被害は最小限にとどめられ、効果を発揮したとのことでありました。 栗原俊夫