2010-03-16 第174回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
しかし、この利水については、とにかく水源措置がない中で今埼玉が利用している暫定水利権、八ツ場ダムが仮に中止されて水源措置がなくなった場合に、これは安定水利権になるということはあり得ないんじゃないかと思うんですね。 実際、平成十三年度の渇水を見ても、安定水利権の取水制限は一〇%でした。しかし、暫定の方は二〇%制限がございました。
しかし、この利水については、とにかく水源措置がない中で今埼玉が利用している暫定水利権、八ツ場ダムが仮に中止されて水源措置がなくなった場合に、これは安定水利権になるということはあり得ないんじゃないかと思うんですね。 実際、平成十三年度の渇水を見ても、安定水利権の取水制限は一〇%でした。しかし、暫定の方は二〇%制限がございました。
これらを考えてまいります段階で、まず国のやるべきことはいわゆる農業基盤整備でございまして、土地改良、相なるべくはそれに水源措置の伴った土地改良を大いに進めていきたい、こういうふうに考えておるわけでございますけれども、水の問題がございますので、現在やや片車輪だけが動いておりまして、われわれの現在やっております農業基盤整備というのは、いわゆる圃場整備と農道の整備、こういうことに重点が置かれております。
それらの対策で、現在までの見通しでは、十五万八千ヘクタールという被害の面積のうち、十一万四千ヘクタールほどは、ほぼそれらの応急対策で何とかカバーできるという見当でございますが、約四万ヘクタール程度のものは、いわゆる天水田でございますので、天候に全く左右されまして、何らの水源措置がございませんから、やはり今後雨が降ることに期待をする以外にないという状況になっております。
したがいまして、先般御説明いたしましたように、隈川の流入水と日鉄坑内水のほかに、農業機関以外に貯水池の中に水をためておく、この三本立てで水源措置を講ずる計画になっておるわけでございます。
それから水の問題でございますが、この大牟田工区の中に淡水の池をつくりまして、その水を両方の干拓地に引くということが、水源措置の前提に相なっております。なお日鉄用地で、日鉄関係で使いました水の残も、この畑作等でも利用できるということに相なっております。