1961-05-30 第38回国会 衆議院 建設委員会 第38号
私は、さらにもう一歩突っ込んでお話しいたしますならば、その水源培養に関連する幾つかの事業あるいは付帯する幾つかの事業、これは基本計画の中にも第五条第三号の「その他水資源の総合的な開発」という言葉がございますから、この「開発」の中に当然私は織り込んでいただきたい、こういうふうに思うのでございますが、これに対します御答弁をちょうだいいたしたいと存じます。
私は、さらにもう一歩突っ込んでお話しいたしますならば、その水源培養に関連する幾つかの事業あるいは付帯する幾つかの事業、これは基本計画の中にも第五条第三号の「その他水資源の総合的な開発」という言葉がございますから、この「開発」の中に当然私は織り込んでいただきたい、こういうふうに思うのでございますが、これに対します御答弁をちょうだいいたしたいと存じます。
だから、その水がダムを通じて、あるいは川を流れて、それが都市の方に行って水の不足を助けてやるのだという趣旨から参りますと、当然水源培養ということも私は必要じゃないかと思うのでございますが、その点はやはり別途にするというわけでございますか。もう一度念を押しておきます。
では、率直に申し上げますと、公団は総合的な開発と利用だけすればいい、水源培養、いわゆる治山治水というような問題、植林というような問題、そういうことについては特別会計ですればいいのだということでございますか。今まで通り特別会計でやっていくのだ、そういうことでございますか。
それを採算ベースに合わせるのだという考え方は、採算が合わないところが残っておるのだから、そういうところは採算を主にしては成り立たないであろうけれども国全体の国土保全と水源培養のためには犠牲を払うことが国民経済の上に大きな寄与をするということで、かつては一般会計でやったこともあるのです。これは造林者のためにやったのではない。
水源培養だとかあるいは涵養だとかいうところに重点を置いてくると、経営林的でなくて、むしろ治山上あるいは国土保全の役割を果たさなければならない地帯と、経営林的な役割をする地帯とあるだろうと思う。その水源培養林的なものについては、保安林となっていようといまいと、大きく公益性の制約があって、経営を制約されるであろう。そういうところに出資をするというようなことは非常に困難ではないか。
治山の上からも水源培養林については特に保安林と指定いたしまして、経済林としてでなく、一つの公共施設として保護育成をしてきたわけです。これは経済林じゃないのです。ところが、今度水資源開発ということで一そう水源培養林の受け持つ役目が重要になってきたと思うのです。
しかし予算上は、従来とって参りました公有林地に対する官行造林はこれを放擲いたしまして、主として重点的に水源培養地域にのみ官行造林を行うというふうに、むしろ縮小した態度をとっておられるのじゃないかと思う。
それと同時に、その根源であるところの水源培養林等に対しての造林計画なり、あるいは応急措置としての治山処置なりを急速に進めていかなければ、いたずらに市街地の工業地域において用水を確保しようといたしましても、十分な確保ができないで、結局、化学工業の基本でありまする工業用水もまた得られないということがらして、またコスト高になるおそれが出てくると思うのです。
今考えられております保安林の設置は、水源培養林というふうなもの、あるいは荒廃を防ぐための保安林だけでありますけれども、耕地保全のための保安林というものが当然考えられなければならない。
○石川榮一君 もう一つ、この治山治水の要綱といたしまして、将来保安林或いは水源培養林等の指定をしようという限り、ところが現在の情勢では薪炭林或いは人絹パルプの用材として、若い二十年三十年の針葉林をどんどん伐採しておるという状況にあるのです。勿論こういうことも指定してあるから、それらのものは抑えられると思いますが、やはり人絹パルプの発展性を考えますと、そのままにするわけに行かない。
だから非常にインチキがあつて、特に関東配電のごときは土倉水源培養林の費用は多額なものであつて、この培養林を切つてこしらえた木によつて机ができ、たんすができ、それをたくさんの従業員に売つておるのでありますが、その費目は向うの帳簿には出ていないのであります。この金はどこに行つたのでしよう。こういう金を明らかにしないから、松永は二千万円もらつているのじやなかろうかという疑惑が起るのであります。
○須藤五郎君 そうすると、日発も、配電も戸倉方面に水源培養林は持つていないというように理解してよろしうございましようか。
○証人(高井亮太郎君) 只今、関東配電は戸倉方面に水源培養だけのためとは申しませんが、やはり水源培養のためにもなつておりまする可なり大きな森林を所有いたしておりますと申上げたのであります。おりますと申上げたのであります。
この人たちにも聞くのでありますが、今あなた一人おられますから、まずあなたに聞きたいことは、日発が日々使います諸雑品の買入れ状況、それから水源培養林、あるいは七百七十万円——一時おもによく言われた考査委員会の官庁関係その他の接待に使つた金の内容、あるいは労務対策費三千余万円あるいは七百七十余万円の渉外費、こういうことはだれが一番よく知つておられますか。