1978-11-21 第85回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
そして、水島重油流出事故によります漁業被害の状況を見てみましても、たとえば兵庫県の場合、被害額が二十三億九千万円に及んでおりますが、補償額は十二億六千万円、それから岡山の場合には被害額が四十四億四千万円でございますが、補償額は三十五億二千五百万円というふうに、ここにもかなり差がございます。
そして、水島重油流出事故によります漁業被害の状況を見てみましても、たとえば兵庫県の場合、被害額が二十三億九千万円に及んでおりますが、補償額は十二億六千万円、それから岡山の場合には被害額が四十四億四千万円でございますが、補償額は三十五億二千五百万円というふうに、ここにもかなり差がございます。
○政府委員(二瓶博君) 四十九年の十二月に、いわゆる水島重油流出事故、これが発生をいたしまして、ただいま先生がおっしゃいますように、相当環境なり漁業等にも被害を及ぼしたわけでございます。
藤田委員長、森下理事、矢田部理事、小平理事、沓脱委員、三治委員と私が去る二月十九日から二十一日までの三日間、水島重油流出事故による公害、環境汚染の発生状況とその対策、海田湾埋め立て予定地と環境アセスメント、自動車排出ガス五十三年度規制対策等について実情調査を行うため、岡山県、広島県を視察いたしました。 なお、岡山県においては、寺田議員が、広島県においては浜本議員がそれぞれ現地参加されました。
石油コンビナート等災害防止法案に対する附帯決議(案) 政府は、相つぐコンビナート災害、とりわけ三菱石油水島重油流出事故等の重大性にかんがみ、特に左の諸点に留意し、コンビナート災害の根絶を期すべきである。
このような汚染の恒常化、深刻化に加えまして、水島重油流出事故により壊滅的な打撃を受けました。こういった汚染の進行、悪化に伴いまして、被害の増大と質の変化が進んでおります。参考人の意見や瀬戸内海の状況を見ましても明らかなように、例年なら梅雨時期以後に発生をしておりました赤潮が、ことしは冬季から発生をし、五月二十日には、あの播磨灘で大量の被害を伴う赤潮が発生しております。
○木下委員 心配だけでは困るわけでありますが、先般の環境庁を中心としてなされました水島重油流出事故の環境影響総合調査の結果を見ましても、この深刻な赤潮問題については触れられていないのです。だから私はあえて再び聞くわけでありますが、この異常な赤潮問題は、瀬戸内海漁場を守る上から言いましても、これ以上放置できないのです。
石油コンビナート等災害防止法案に対する附帯決議(案) 政府は、相つぐコンビナート災害、とりわけ三菱石油水島重油流出事故等の重大性にかんがみ、特に左の諸点に留意し、コンビナート災害の根絶を期すべきである。
○木下委員 私は、環境庁が去る十八日に報告をいたしました水島重油流出事故の環境影響総合調査の結果について、まず伺いたいと思います。 流出重油は一月末までに大部分が海上から回収、処理されたとのことであります。どれだけの数量が回収されたのでしょうか。また、回収されなかった油は海岸に付着し、水中に分散し、水底に沈降し、または揮散したものと思われるというが、どの程度が海岸に付着しておるのでしょうか。
○原田立君 環境庁には先ほどからお待ちいただいておりますが、環境庁は今月の十八日、水島重油流出事故の後遺症についての検討結果を発表しておりますが、その調査は残念ながら三月ごろの段階のものであり、事故発生後わずか三カ月足らずしかたっておらない、そういう段階のものであります。
○政府委員(内村良英君) ただいま先生から御指摘がございましたように、水島重油流出事故による漁業被害の補償は、汚染者負担の原則にのっとりまして、当事者間の話し合いによって、本年五月末までに一応の決着を見たわけでございます。
そこで、先ほど底へ沈でんしているC重油のことがまだわからぬということでありましたが、漁業補償協定の第三条で、一応これで話はついた、こうなっておるが、その三条のただし書きに、「現在国が実施中の水島重油流出事故関係環境影響総合調査の結果により漁業に永続的影響があることが明らかになった場合及び将来本件重油流出事故に起因する予測できない重大な漁業被害が発生した場合は、甲乙協議する。」
ひとつ水島重油流出事故対策本部といたしまして仲介の労をとっていただいて、この三菱側と漁民の方が話し合いができるように、そうしてできる限り円満裏に補償を済ませて解決ができるようにしていただきたいと思うのです。いかがですか。
私が聞いておりますのは、環境庁、水産庁、海上保安庁、その他各省庁が水島重油流出事故環境影響総合調査を進めておるということでありますが、その中で特に赤潮発生原因、ことに三菱流出重油との関係を究明していく、こういうふうに聞いておるのでありますが、これはこのとおり確認してよろしいでしょうか。
そこで、漂着したマットにつきましては水島重油流出事故の際に使用された吸着マットと同一のものであることに三菱石油側も異論はないとの報告を受けております。そこで、そのC重油が三菱石油から流れたC重油と同じであるかどうかということにつきまして、漂着油につきましては水島事故の流出油との関係を海上保安部の海上保安大学校に精密検査を依頼しております。
本日は、水島重油流出事故に伴う漁業被害問題について、参考人から意見を聴取することといたします。 本日御出席の参考人は、香川県副知事井上房一君、瀬戸内海重油流出事故関係県漁連対策協議会代表幹事県漁連浜野春男君、三菱石油株式会社社長渡辺武夫君、三菱石油株式会社取締役木原歓蔵君、以上四名の方々でございます。 参考人各位に申し上げます。
水島重油流出事故に伴う漁業被害問題について、参考人の出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
なお、被害が非常に広がってまいりましたので、十二月二十八日には、水産庁の中に、水島重油流出事故漁業被害対策本部というものを設けまして、本部長に松下次長を充てまして、この対策室によって漁業被害状況の把握、被害防止対策の指導、被害漁業者対策の推進、汚染漁場の復旧対策、油濁の水産資源に対する影響の調査等を進めているわけでございます。
事務局側 常任委員会専門 員 竹中 譲君 説明員 資源エネルギー 庁石油部精製流 通課長 松村 克之君 海上保安庁警備 救難部長 山本 了三君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○農林水産政策に関する調査 (水島重油流出事故
○委員長(佐藤隆君) 次に、農林水産政策に関する調査のうち、水島重油流出事故に伴う漁業被害に関する件を議題といたします。 まず、政府側から説明を聴取いたします。内村水産庁長官。
以上お尋ねしてまいりましたが、そこで被害総額についてでありますけれども、水産庁長官は、先ほど、岡山県、香川県、兵庫県、徳島県の四県の、中でも岡山県と兵庫県については施設災害の分は含まないということで、水島重油流出事故による漁業被害状況をまとめた、いわゆる一月二十日現在の県の報告によるものを百五十九億七千五百七十二万円と発表されましたが、本員の調査によりますと、この被害額は、一月五日段階で各県はこのような
○瀬野委員 時間が詰まってまいりますので、次に、運輸省にお伺いしたいのですが、愛媛県の伊予灘のタンカー座礁ですが、これも水島重油流出事故と直接関係はないといいながらも、やはり水島の港から持っていった油であります。これもこういう機会に状況だけをお聞きしたいと思うのですけれども、二十二日の午前二時半ごろ、愛媛県の西宇和郡の瀬戸町志津沖千メートルの瀬戸内海伊予灘でタンカーが座礁した。