2001-11-02 第153回国会 衆議院 法務委員会 第7号
水島会長は、本当に無謀な投資を続けて周りの意見を全く聞かない、一人で会社を私物化する。そうすると何十万人という方が被害を受けられる。そして、その関連の取引される方ですと恐らく何万社という方がいらっしゃる。こういう例が幾らでもあります。皆さんの御記憶があるのは三越の例じゃないでしょうか。愛人の会社に仕入れを倍にして幾らでも仕入れる、会社に莫大な損害を与える。これがだれもわからない。
水島会長は、本当に無謀な投資を続けて周りの意見を全く聞かない、一人で会社を私物化する。そうすると何十万人という方が被害を受けられる。そして、その関連の取引される方ですと恐らく何万社という方がいらっしゃる。こういう例が幾らでもあります。皆さんの御記憶があるのは三越の例じゃないでしょうか。愛人の会社に仕入れを倍にして幾らでも仕入れる、会社に莫大な損害を与える。これがだれもわからない。
そごうの水島会長の、例えば二億円の給与とか豪邸などが週刊誌に写し出されるたびに、零細企業の人たちは、会社がつぶれたら、自分が破産をして、整理をして、そして自分の財産を出して、経営者としての責任を果たす、しかし大企業の経営者は、自分の資産は確保しておいて、会社はつぶれる、そういう現在の状況の中で、私は、二〇〇二年、株主総会がネットでできるというこの規制緩和に対しては、もう少し逆の立場からの考察も必要ではないかと
そこの責任者の方が、水島会長が来たら首を絞めたいという怒りを口にされるぐらい、本当に深刻な事態なんです。自己破産をテナントには十三日まで知らせなかったとか、そして、もう撤退するとなったら後は野となれ山となれ。
しかも、そごうグループの各店舗の筆頭株主、それからメーン銀行を調べてみると、水島会長ないしは水島さんが筆頭を占めている千葉そごうがほとんどすべてを筆頭株主で支配していることは明らかだし、メーン銀行を調べると興銀が中心にありますから、いわば水島会長と興銀がお神酒どっくりで乱脈経営をやってきた。そのこと等、ここにやはり大きな責任があるということは明白だと思うのです。
確かに、錦糸町のプロジェクトにつきましては、当時の水島会長の個人保証をとっています。本件は、土地建物を担保としてとっているわけでございますけれども、そういう担保として水島氏の個人保証を徴求したわけです。
先ほど申しましたように、経営会議に水島会長が出てきたのでは従来と少しも変わらないから、経営会議にはあなたは出ないで経営会議は社長以下で全部やるようにしてほしいというふうに申し上げましたし、それから人事権についても岩村社長に完全に一任するようにしてほしい、あるいはまた海外につきましても興銀から行きました名取副社長に全権をやる。
それで、その九四年十一月に当時の興銀の黒澤頭取と日長銀の堀江頭取と水島会長の三者会談がございまして、そこでリストラの完遂と、それから経営会議というのを設置いたしましたので、その経営会議には水島さんは出ないということで、岩村社長以下の新しいメンバーの経営会議中心でこれから経営刷新をやってほしいと強い申し入れをやったわけです。
その段階で、たしか九四年の十一月だったと思いますけれども、当時の黒澤頭取と長銀の堀江頭取と水島会長の三者会談がございまして、その際に、そのリストラ計画の完遂と、それから同時に経営会議というものをつくりましたので、経営会議というものを中軸として、経営体質というものを抜本的に刷新してほしいというふうなことを申し入れたわけです。
株式会社そごう以外の二十数社の株式は非公開でありますので、すべて水島会長が握っておられる。それが第一点。それから第二点は、水島会長の求心力というものが非常に強かったわけであります。これは組合員も含めて非常に強かったわけですね。特に神戸大地震のようなときにそういう力が発揮されるわけでございます。
○中塚委員 先ほど水島会長は、一九六二年からそごうの方に行かれたというお話で、私は一九六五年生まれなものですから、私が生まれる前からずっとそごうにいらっしゃるわけです。