1956-02-07 第24回国会 参議院 運輸委員会 第3号
水害費といたしましては、鳥取、新潟、山形、秋田の諸県を考えております。 次に、航空気象業務の整備といたしまして、一千五百七万六千円要求しておりますが、これは阪神、調布、曽根の各気象観測、予報施設を整備せんとするものでございます。 そのほかの二十一億三千四百四万一千円は、気象官署の業務を維持するために必要な経費でございます。 以上、はなはだ簡単でございましたが、概要を御説明申し上げました。
水害費といたしましては、鳥取、新潟、山形、秋田の諸県を考えております。 次に、航空気象業務の整備といたしまして、一千五百七万六千円要求しておりますが、これは阪神、調布、曽根の各気象観測、予報施設を整備せんとするものでございます。 そのほかの二十一億三千四百四万一千円は、気象官署の業務を維持するために必要な経費でございます。 以上、はなはだ簡単でございましたが、概要を御説明申し上げました。
国鉄のべース・アップは、これこれの方法によればできるじやないかと言つて、数字をお挙げになりましたのでありますが、それはべース・アップだけをやつて、そのほかの仕事を、例えば水害費等は、今のお話のように全部(「会館問題はどうした」と呼ぶ者あり)ほかのほうから持つて来ればできるというだけの話でございます。
しかしてまた國會が休會中であつて、急速に國會を開會して追加豫算を得るということも不可能であつたのでありますが、さいわいこの水害對策費というものが公共事業費の一部分として認證によつて使われる金であるという制度を適用いたしまして、その際はこの公共事業費豫算におけるほかの事業のための経畫豫算を、認證を抑えて一時に何億かの金を水害費にとりあえずまわしたのであります。
この間における四、五、六の暫定予算の総計は五十三億余萬円でありますが、そのうちただいま申しますように三十億七銭六百萬を水害費に今日までのところもつてきておる次第でございます。そのほかに先ほど申しましたように、昨年度の予算の余りの中から二億円は四月に出しておる。言いかうえますならば、三十二億七千六百萬円というものを今日まで無理算段をして出しておるのであります。
かくした幾多の紆余曲折を経て本予算を見ることになつたのでありますが、一方災害関係は、驚くなかれ、水害費はわずか二億円であります。この二億円中八千万円が農林関係に属し、土木関係は一億二千万円という少額であつて、これで一体何ができましようか。
先般政府はしばしば災害復旧費二億七千万円は、必ず予算的措置を講ずるということを御言明に相なりましたが、しかし本日の説明によりますると、二億円だけの水害復旧費の予算は、昭和二十二年度の公共費の未使用費用をもつてこれに充てるが、七千万円は本予算に組むと、こういう御説明でありまするが、どういう理由で七千万円は本予算に組むということに相なつたのであるか、私をして言わせるならば、この旱害復旧費の七千万円も、当然水害費二億円同樣
次に六・三制予算は、補正予算に六億四千万円、水害費に二億円とともに計上せられることが明らかになりましたので、なお税收入その他の点で審議すべき点が多々あると考えますが、支出の緊急なるに鑑みまして、本員は社会党を代表いたしまして、原案に賛成するものであります。
政府においても、旱害應急対策に対する助成はもとより、旱害地帯を將來の惨禍、否、今日即刻より救うべき恒久対策を樹立し、農民の努力と相呼應して生産確保を期せらるるは、國政焦眉の急務と存ぜらるるにつき、本事業に対しては、水害費と同樣に速やかなる助成の途を講ぜられねばならぬと信じます。
大體一般會計公共事業費追加豫算は五十二億四千六百二十二萬一千圓として、その事業別割當については、そのおもなものとして六・三制學校整備補助として七億圓、災害復舊費として三十六億圓餘、そのうち今夏の水害費二十一億圓餘ということをとりあえず決定することになつたのであります。