1953-07-20 第16回国会 参議院 議院運営委員会 第23号
事 (事務次長) 河野 義克君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 参 事 (庶務部長) 佐藤 忠雄君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○委員の辞任及び補欠選任の件 ○議案の付託に関する件 ○和歌山県を中心とする水害状況調査 のため議員派遣に関する件 ○水害被害地
事 (事務次長) 河野 義克君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 参 事 (庶務部長) 佐藤 忠雄君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○委員の辞任及び補欠選任の件 ○議案の付託に関する件 ○和歌山県を中心とする水害状況調査 のため議員派遣に関する件 ○水害被害地
実に水害被害地の国民は遺憾に存じ、われわれもその工事場をつぶさに調査いたしましたが、遅々として進んでおりません状態でございます。ここにおいてわれわれ水害対策委員といたしましても前の委員長のもとに委員会を開いて、関係政府委員の御説明、また質疑によつて適当なる御答弁を得ております。
そこで、水害被害地の復旧費の性格は、全国会議員が確認されているところであるにもかかわらず、政府は気乗り薄の態度をとり、災害復旧費といえば単なる名目に止めておくことは、初めからやる意思がないことを立証するものと極言しても過言でなからうと考えるのであります。 前言の二十億円の財源は、石炭国管法及び公團法の通過に伴う用途に流用されておることを聞かされております。
現在この水害被害地の状態を見て、あの惨害の姿を見て、実に遺憾であります。私は議会人として帰れない。ただいまいろいろ御説明がございまして、大体は了承はいたしましたけれども、大体予算関係に対して、われわれは主管大臣、あるいはその関係の人々に強い陳情をいたしましたが、一にも二にもその筋でという、その筋でやむを得ない。これはもつともでしよう。
芦田総理大臣は水害被害地復旧に関して、ある程度の考慮をもたれているものと思われますが、その政治的措置においては、はなはだ冷淡であることを痛感するものであります。何となれば、昨年の十二月の中旬に、片山内閣当時、すなわちその水害復旧工事費として二十億円を内定されたということを聞いているのであります。
もしもこのまま放置されているならば、水害被害地地方全地区にわたつて、本年度の食糧増産は二百数万石の収穫減は火を見るより明らかであります。時間の関係上途中で打切りますけれども、ただいま申し上げたような関係は、前の片山総理大臣当時から、現大藏大臣もよく知つております。今日この重大なる事業に対して出せるときには出さないで、ここにおいて微々たる二億円という予算を出されるというお話を聞いておる。
わが党がこの意見をひつさげて本会議に臨めば、他党といえども、少くとも水害被害地の代表の方々は、一致してこれに賛成すると思う。そのときには政府当局としても重大事態に直面すると思う。ゆえにこの暫定予算に組み入れるよう建設院総裁にお願いするのですが、もう一段の御研究を願いまして、何とか予算に計上するという御答弁をいただきたいと思います。
なおここで附け加えて申し上げておきたいと思いますのは、實は七月の東北地方の場合におきましては、中央でこういうふうにきめましても、實際なかなな借り入れる契約は進行しない、實際資金が出るのが非常に遲れたという實情も多々ございますので、今囘はさいわいにして比較的地域も近くでありましたために、大體水害被害地に、縣の斡旋によりまして、私どもと日本銀行が同道で參りまして、その場で大筋の話をきめるというようにいたしてまいりましたから