1986-08-20 第106回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
○近藤説明員 今回の水害箇所についても古く改修した堤防等があったということについてのお尋ねと思います。 我々、河川改修工事を進めるに当たりまして、先ほども御説明申し上げましたように、非常に長期間を要し、莫大な予算を要するというところから、一定の計画を立てまして順次改修を進めておるところでございます。改修を進めるに当たっては、特に安全度の低いところから順次進めていくわけでございます。
○近藤説明員 今回の水害箇所についても古く改修した堤防等があったということについてのお尋ねと思います。 我々、河川改修工事を進めるに当たりまして、先ほども御説明申し上げましたように、非常に長期間を要し、莫大な予算を要するというところから、一定の計画を立てまして順次改修を進めておるところでございます。改修を進めるに当たっては、特に安全度の低いところから順次進めていくわけでございます。
これはあとで申し述べますが、中小河川局部改修等の全治水関係の事業を完成いたしますと、現在水害地と称するものが日本に約百万町歩ございますが、この百万町歩の水害箇所を全部救うことができるのでございます。その水害地が年々水害を受けるわけではございませんが、そのうちの約半分、五十万町歩くらいが昨年までの統計では年々災害を受けておる。すなわち五十万町歩くらいが年々水害になつておる。
いろいろあるのでありますが、要するにこの問題を要約いたしますと、県民全体の要望といたしまして、まず第一に取上げられた問題は、従来の例によれば、水害箇所の復旧完成せざるうちに、再び大降雨に見舞われるために、再び災害をこうむることしばしばあるをもつて、災復旧工事は急速完成を要するので、今次土木災害の復旧費については本年度において少くとも十億円以上の国庫負担金の交付をせられたいというのが第一の要望であります