1947-11-17 第1回国会 衆議院 農林委員会 第47号 近くは東北、北海道、關東地方の水害竝關西地方を襲つた旱害等により被災地の住民は塗炭の苦しみを嘗めつつある。此の秋に當り、政府は、農民年來の要望に應え、農業保險に關する舊制度を根本的に改革し、以つて新時代に即應し、農家經營の安定を圖り、ひいては農業生産力の増強に貢献しようとして、農業災害補償法案を國會に上提せることは、ここに機宜に適せるものとして實意を吝まざる所である。 大島義晴