2000-04-20 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第11号
○政府参考人(大井篤君) 我が国の中でどのくらい開発可能な水力があるのかというようなことにつきましては、従来から水力開発地点計画策定調査というものを行っておりまして、またこれのフォローアップということで各年度ごとに調査をしております。
○政府参考人(大井篤君) 我が国の中でどのくらい開発可能な水力があるのかというようなことにつきましては、従来から水力開発地点計画策定調査というものを行っておりまして、またこれのフォローアップということで各年度ごとに調査をしております。
水力開発は、かつては水主火従という時代では電源開発の中核であったわけでございますが、現在では水力開発地点が比較的小さくなってきたということがございます。しかし、われわれとしては、クリーンな循環エネルギーということでございますので、ぜひこういう小規模な水力も含めて水力開発に取り組んでいきたい。ただ、規模が小さな小水力というのは、実はコスト的には建設費が割り高になるということがございます。
ただ、いずれにいたしましても、最近時点におきましては水力開発地点という点を十分調査し、そのフィージビリティーの調査をやるということがまずもって大事だということでございまして、昭和五十五年度から私どもも四ヵ年計画で第五次包蔵水力調査をやっておりまして、それがまた中間段階でございますが、中間的には、大体千三百万キロワットぐらいの包蔵水力がまだある、その開発が今後可能ではないかということで、五十七年度からは
また、十四ページにございますが、中小水力開発補助、水力開発地点計画策定等の水力開発に対しまして四十二億円、地熱開発調査、調査井掘削補助に八十一億円等、水力、地熱開発に合計しまして百二十三億円を要求いたしております。
また小規模な地点をも対象といたしました水力開発地点計画策定のための調査を、先ほど申しましかように実施することにいたしております。それからさらに開銀融資を拡充することにいたしておりますし、また電源立地促進対策交付金につきましても改善いたしまして、そして小水力、中小水力を含めます水力開発を強力に推進いたしたいというふうに考えております。
しかし、今日のエネルギー情勢から見ましてこれを見直す必要が生じておりますので、昭和五十五年度からさらに四カ年計画で水力開発地点計画策定調査を実施いたしたいというふうに考えております。これによりまして未開発包蔵水力は約千八百五十万キロワットまで拡大されるのではないだろうかという希望を持っております。
この中には電力会社以外のものの水力開発地点も含まれておりますが、それらの地点につきましては経済性の観点から小規模地点は対象といたしておりません。
そのために五十五年度の予算案の中では、水力開発地点の計画策定調査の予算を考えておるほかあるいは中小水力発電開発のための補助金の制度を新しく創設するといったようなことをいま国会の審議にお願いしているところでございます。
その後現在まで十数年たったわけでございますが、水力開発地点の状況は、逐次当初の予定の開発地点は開発が完成してまいりまして、そういう意味から水力開発のウエートというものが小さくなっておりますし、九電力の水力開発との関係でも、当初のような電源開発が非常に大きなウエートを持ったという事態ではなくなってまいりました。
○大堀参考人 ただいま久保田先生から御指摘がございましたように、先ほど公益事業局長から申し上げました数字は平均の数字でありますが、地点別に見ますと水力開発地点が御承知のようにだんだん条件が悪くなってきますので、どうしてもコストが高くなる傾向にございます。したがいまして私どもとしては、社内の合理化はもちろんでございますが、できるだけ安い資金を調達をしていかなければならぬ。
しかるに、近年水力開発地点の奥地化、開発環境の複雑化等に伴い、水力開発の困難性を増し、加えてわが国エネルギー政策の一環として石炭火力発電所の建設等も同社が担当することとなり、会社の業務が多岐にわたってまいったのであります。 よって、今回会社の業務を円滑に行なわしめるため、電源開発株式会社の理事五名を八名に増員する必要が生じましたので、本案が提出された次第であります。
電源開発会社は主として水力開発をやるわけでございまして、その水力開発地点も、だんだんとこれは少なくなってきておるわけなんです。最近では電源を、私が先ほど申しましたように、火力にたよる、こういう傾向がだんだんと強くなって参りまして、各電力会社がそういう方向に向いておるわけなんで、そういう関係からいたしますると、電発の事業は、これはもうだんだんと縮小していく御計画ですか。
ただ、今の状態において九電力が相互間の融通を相当いたして、この電力の渇水に対して善処したということは、また見るべきものがございますので、かような形で電力の相互融通が行われることも、今後できるだけ高能率に実行されることが望ましいと考えておりますし、そこで、今私の電源開発会社の立場から申しますると、御承知の通り、水力開発地点というものは地域的に制約をされておりまする関係上、たとえば東北の発電所の電力を直
併し府県のほうの出された地域がこの水力開発地点と違つた琵琶湖西岸について出して来ましたので、これは一応調査地域ということでまだ要請に至つておりません。
○椿繁夫君 本班は私と須藤委員、林專門員、及び酒井参事を以て構成し、六月の二十日に東京を出まして、二十一日に仙台にて東北電力会社の調査を済ませましてから、東北地方座談会に列席し、二十三日に札幌にて北海道電力会社の調査及び同地の座談会に臨み、二十四日から砂川火力、雨龍水力の両発電所を視察し、層雲別水力開発地点、阿寒湖の毬藻の棲息状態、阿寒川筋発電所及び然別第一発電所予定地点等を視察して予定の計画を終了
電力については御承知のように、現在新しい開発に着手しておりますものはございませんで、戰爭以前、あるいは戰爭中から着手しておつた電力増加の分は、おおむねこの春ぐらいまでに完了いたしまして、今後この出力の増加をやるためには、大規模の水力開発地点に着手しなければならぬ。