1972-03-28 第68回国会 参議院 法務委員会 第6号
「売渡すべき代替地」は「鹿島郡神栖村地内」の「建設省土木研究所鹿島水利試験所の敷地内で124号線沿い」と、こう書いてありますね。面積は一町歩、こう念書に書いてあるんですから、これはこう認めていいでしょう、念書に書いてあるとおり。こう書いてありますが、と言うんです。 ところが問題は、この代替地が存在しなかったんです。代替対象地は、契約対象とは違って第三者に移っている。
「売渡すべき代替地」は「鹿島郡神栖村地内」の「建設省土木研究所鹿島水利試験所の敷地内で124号線沿い」と、こう書いてありますね。面積は一町歩、こう念書に書いてあるんですから、これはこう認めていいでしょう、念書に書いてあるとおり。こう書いてありますが、と言うんです。 ところが問題は、この代替地が存在しなかったんです。代替対象地は、契約対象とは違って第三者に移っている。
4、売渡すべき代替地の場所は、鹿島郡神栖村地内、建設省土木研究所鹿島水利試験所の敷地内で、一二四号線(文化新道・西側の位置)沿いとする。 これは四十四年三月三十一日にこういう契約がされました。この契約は鈴木和雄の責めに帰すべき事由がない場合は、効力を失うものではありませんね。
それからその後水の流れ、水利試験を模型によっていろいろ検討した結果、あんな高いダムになってきますと、洪水時の下流の影響等を考えて、どうしても副堰堤というものを作らなければならない。初めはそういうものは考えてなかったのでありますが、副堰堤を作る。副堰堤だけでも数億の金がよけいに要っております。
それで試験所を持つておるのですが、これが何といいましても、アメリカあたりに比べて非常に貧弱でありますので、二、三年前から相当これを拡充することに努力をしておりまして、年々或る程度の費用は増してもらつておりまして、どうにも行かんやつは先ほどもお話のあつたように、ちよつと変則ですが、事業費を充当して試験所を作るというようなことをやつて、一応水利試験所というようなものを完成したのです。
そういうことで試験場を作つて、段々とこれは大きくなりまして、現在では五百エーカーの敷地に水利試験、それからコンクリートの試験、或いは土壤の試験というものもここで盛んにやつております。大規模なものです。そうしそその試験をした結果は、例えばどこかにダムを作るとすればダムの形はどういうふうにするかということをここで実験をやつて、それをいろいろな理論的な計算をやつて設計の基礎を作つております。