1984-11-06 第101回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
○服部信吾君 そこでちょっとひとつ具体的にお伺いしたいんですけれども、現在水利権争いというか、こういうのがあるようでございまして、神奈川県の芦ノ湖をめぐっていろいろ水利権の問題で紛争が起きているということで、何かきょう、芦ノ湖の水利権を考える会というのが神奈川にあります。
○服部信吾君 そこでちょっとひとつ具体的にお伺いしたいんですけれども、現在水利権争いというか、こういうのがあるようでございまして、神奈川県の芦ノ湖をめぐっていろいろ水利権の問題で紛争が起きているということで、何かきょう、芦ノ湖の水利権を考える会というのが神奈川にあります。
地方公共団体はいろいろな河川をせきとめて、井ぜきをぶち抜いて堤防をつくって、それで水利権争いまでして工業用水を確保しておるところも県内にはあるわけです。そういうことをせずして、あの水は淡水ですから、直ちに工業用水ができるような施設をつくって、土地改良区と話し合いをしてその水の販売をする。わけがないですよ。毎日五万トン一年間売ってごらんなさい、相当の収益があがってくる。
また利水官庁といたしましては、ただいま申し上げましたように、通産省にせよ、厚生省にせよ、あるいは農林省の昔からの水利権争いというのは主として農業用水の問題あるいは漁業関係、こういうことでございますから、そういう利水関係と、それから治水をやりますわれわれの方との関係、こういうものをどう結びつけていくかということが非常にむずかしい問題でございますので、なかなか意見の統一した名案が固まってこないというのが
現在のダム築造によるところの水利権争いというものは、そういう形に解決が見られたのが多いのじゃないかと思うのです。そうしてなおかつ、渇水時には、当然余分のものをお前ら発電に必要だけれども、いけない、出せ、というような解決が現在行われておるものと思うのです。
只今松永さんが御指摘になりました通り、只見川の開発というものは、中間において橋頭堡というようなものを作られると、非常に開発に支障を来たすのじやないかというような意味の御意見が述べられましたが、私なんかも只見川を調査をいたしましてよく知つている者の一人といたしまして、決して上田、本名のこの水利権争いというものは、国家の資源でありまするところの只見川を有効的に早期開発に有益になつたとはいささかも考えておりませんし