1965-05-25 第48回国会 参議院 運輸委員会 第27号
これは今後の取り調べの結果あるいは海難審判の結果を待たなければ断定はできないわけでございますけれども、かりに水先人の過失であるということになりました場合に、水先人自身に賠償責任があるかどうかという問題が出てくるわけでございます。これにつきましては、諸外国の例は、水先人の賠償責任を認めておらないという実情でございます。
これは今後の取り調べの結果あるいは海難審判の結果を待たなければ断定はできないわけでございますけれども、かりに水先人の過失であるということになりました場合に、水先人自身に賠償責任があるかどうかという問題が出てくるわけでございます。これにつきましては、諸外国の例は、水先人の賠償責任を認めておらないという実情でございます。
水先人自身の実務修習につきましては、国の補助というようなことは直接的にはございません。しかしながら、これらの事務が非常に重要な問題でございますので、これらの実務修習というようなことをも考えまして、また先ほどの業務用施設の整備というようなことも考えまして、水先料を改定いたし、さらに今後改定をできるだけ早い機会に実施してまいりたいというふうに考えております。
それから、水先人会との関係につきましては、水先約款を定めるのは、二十二条の二の規定にございますように、水先人自身でございます。
水先業務を遂行するのに十分のような施設を持たねばならないし、水先人自身も生活を維持して行かなければならないし、そういうようなことを大体その入つて來る船の数なんかと睨み合せて、そういう基準をやはり一應決めて、水先人の行う水先料というものの基礎というようなものが、大凡そ政府の方で省令で決める前に、原案としてもお出しになるように了承しておりましたですが、今のお話だと水先審議会第一主義で、何でも水先審議会で
これは水先制度の運用というものが非常に利害関係が複雜でありますのみならず、又それに対しまする罰則の適用、或いは業務制裁、或いは水先免状の禁止、停止等の処分というものが、非常に水先人自身にとりましても利害関係が非常に重大でありますので、水先審議会というものを設けまして、水先制度運用に関しまして、或いは制度に関しまする重要問題を委員会に掛け、或いは諮問をいたしましてやるようになつたわけであります。
山崎小五郎君) これは非常に徹底的にやるということにいたしますと、今お話の通りにやるのが非常に理想的かと私共も考えまするが、すでに今まで水先免状を持つて、而もそこで水先をやつております、これは非常に特殊な有技者でありまして、そう急に誰でも代える人を持つて行くということのできない性質の者でもございますし、又大体日本の水先人は一般の船員と同じように水準的に見ましても世界的にも優秀な者でございますし、又水先人自身