2014-03-13 第186回国会 参議院 環境委員会 第2号
水俣協立病院の藤野先生、これはこの世界だったら誰でも知っている権威あるお医者さんですが、この藤野先生の医学論文によりますと、非汚染地域のへその緒の平均水銀値は〇・〇八三一ppmなんですね。先ほど挙げた松岡さんは〇・三七一だけれども、一九七〇年以降生まれだからといって除外されているわけですよ。 じゃ、診断書はどうか、ちょっと診断書問題についてお聞きします。
水俣協立病院の藤野先生、これはこの世界だったら誰でも知っている権威あるお医者さんですが、この藤野先生の医学論文によりますと、非汚染地域のへその緒の平均水銀値は〇・〇八三一ppmなんですね。先ほど挙げた松岡さんは〇・三七一だけれども、一九七〇年以降生まれだからといって除外されているわけですよ。 じゃ、診断書はどうか、ちょっと診断書問題についてお聞きします。
水俣協立病院の高岡というお医者さんは、検診を受けた九割以上の方々は私たちの基準で水俣病、三割から五割の受診者は最高裁基準はおろか環境省の七七年、一九七七年の判断基準を満たしていると。いまだに救済を要する多くの被害者、患者がいるということをこの数字は示しているというふうに思います。
実は、水俣協立病院の藤野医師の調査によれば、不知火海のある島で昭和四十六年と五十二年から五十三年、つまり六、七年の間を置いて同じ住民三百四人に対して水俣病検診を実施したところ、手足の感覚障害など水俣病の症状がこの間に激増しているわけです。
その一例として、水俣協立病院の藤野医師らの「御所浦住民の自覚症状、神経症状の推移」という報告、その中身はどうかと質問しましたら、長谷川環境保健部長は一応その中身について簡単に触れたんですが、その後がよくないですね。「メチル水銀のいわゆる慢性微量汚染の健康影響につきましては、研究者の間でもいろいろの御意見があるところでございますので、私の意見は差し控えさせていただきます。」と。
水俣協立病院の藤野医師らの「御所浦住民の自覚症状、神経症状の推移」という報告がありますが、これは環境庁、この中身はどういうものですか。