2017-05-11 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
このことは四月十三日の委員会で配付した「アメリカ流非対称戦争」でも、琉球諸島海域を適切にカバーするように誘導弾部隊を配備することにより、東シナ海の多くの部分を中国水上艦隊部隊にとって行動不能海域とすることができると記述され、機動可能な発射装置は分散配備と夜間移動あるいは隠蔽により敵の攻撃を回避できる、トンネル、強化掩体ごう、偽装弾薬集積所、おとりの配置により、誘導弾部隊を識別し、目標指示、破壊しようとする
このことは四月十三日の委員会で配付した「アメリカ流非対称戦争」でも、琉球諸島海域を適切にカバーするように誘導弾部隊を配備することにより、東シナ海の多くの部分を中国水上艦隊部隊にとって行動不能海域とすることができると記述され、機動可能な発射装置は分散配備と夜間移動あるいは隠蔽により敵の攻撃を回避できる、トンネル、強化掩体ごう、偽装弾薬集積所、おとりの配置により、誘導弾部隊を識別し、目標指示、破壊しようとする
この海洋戦略は、北大西洋、バレンツ海とともに北西太平洋に適用され、海洋要塞化されたオホーツク海や日本海など極東ソ連本国水域にまで米海軍及び海上自衛隊の前方展開を図り、三海峡封鎖作戦を駆使しながら通常戦略レベルでソ連弾道ミサイル搭載原潜を一掃し、戦略核戦争遂行能力における米国の優位を確立し、さらにソ連水上艦隊の撃滅、極東航空戦力の一掃、海軍基地など支援兵たん基地の破壊、千島、サハリンへの逆上陸を企図する
しかも、この後の第三局面、すなわちソ連領土への戦闘の巻き返しにおいては、オホーツク海や日本海に潜伏するソ連弾道弾搭載戦略原潜への総攻撃とソ連水上艦隊への撃滅から、戦艦ニュージャージーなどの戦艦水上打撃部隊の支援下の海兵隊による千島列島、サハリン島への強襲上陸作戦までが計画されておるのであります。
大きく分けていわゆる海上軍事力といいますか、水上艦隊あるいは空母を中心とする機動部隊あるいは核ミサイルの原子力潜水艦、こういうものに重点を置くのか、それとも一般の貨客船といいますか、あるいは漁船も入るかもしれませんが、そういう民間の船、軍事用でない船、こういうのを守るのを主とするのか。そこの点はどうなんてすか。
第三のものとして、近接したバリアというものは、商船を支援する水上艦隊の主要艦艇を支援するためのバリアだと、そういう書き方をいたしてございます。
○三木国務大臣 それは、エンタープライズは相当大きな水上艦隊ではございますけれども、しかし、タスクフォースだと認めるわけにはいきませんし、常時配置でもないわけです。したがって、事前協議の対象になるとは考えておりません。