1994-02-28 第129回国会 参議院 決算委員会 第1号
そして、そういうふうな国土の保全と水サイクルの保持、生態系の維持、こういった役割を日本の国土に対する対応システムはちゃんと持っているわけであります。 それから第二には、水田がこれがまたすばらしいシステムである。これによって、例えば地下からアルカリ分をサイホン現象で吸い上げたといたしましても、そのほかのいろんな廃物を吸い上げたといたしましても、これはやがて流すことができるということです。
そして、そういうふうな国土の保全と水サイクルの保持、生態系の維持、こういった役割を日本の国土に対する対応システムはちゃんと持っているわけであります。 それから第二には、水田がこれがまたすばらしいシステムである。これによって、例えば地下からアルカリ分をサイホン現象で吸い上げたといたしましても、そのほかのいろんな廃物を吸い上げたといたしましても、これはやがて流すことができるということです。
そういう意味で、実はここに私、おととい大臣からお示しになった本もございますが、水道の全日本水道労働組合というのがございまして、「水サイクルの回復をめざして」というようなこういう本ができております、「二十一世紀の水道・下水道・ガス」ということで。これは高校の教科書としても採用されているというふうに実は聞いておるのですが、非常に内容も考え方も立派だと思います。
○柄谷道一君 さきに私は当委員会で、水サイクルシステムの重要性と河川行政の役割りに触れまして、治山治水五カ年計画の拡充を強く求めました。建設省の当初第五次計画試案によりますと、総事業費八兆五千二百億円。その内訳は、治水投資五兆九百九十億円、水資源開発施設一兆六千二百二十億円、砂防関係一兆五千三百三十億円であったと承知をいたします。
しかも、この水サイクル行政の主役の位置を占めるものは私は治水であり、そしてそれが河川行政の中心に座るべきだと、こう思うのであります。で、ある雑誌によりますと、河川当局者の中には、河川事業は新しい水サイクル、都市対策の一分野として機能を果たせばよいというような意味のことを言われておるわけでございますが、これは私は補完的な姿勢に立っていると、こう思うわけです。