1975-06-03 第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号
水カビの発生しているような場所は、恐らく何らかの形で都市の排水あるいは生活排水その他が流れ込んでいる周辺からまず出てきているのではないか。そういう意味で言えば、やはり海域における富栄養化と一連の関係をしているように思います。
水カビの発生しているような場所は、恐らく何らかの形で都市の排水あるいは生活排水その他が流れ込んでいる周辺からまず出てきているのではないか。そういう意味で言えば、やはり海域における富栄養化と一連の関係をしているように思います。
○安達参考人 いまのヒメマスに関する水カビの問題の話なのですが、私はいま初めて伺いますのでちょっとわからないのですが、よく上水道で、上水道といいますと水道の水源池ですから、大抵山の中にございますが、そういうところで臭水、カビが生えたりプランクトンが発生したりして臭い水が出ますが、そういうのと関連するのではないかと思っておるのですが、カビがそういうきれいなところで異常繁殖したために魚類が変死したということについては
○村上参考人 おっしゃる水カビというのは、私も実はデータが全然ございませんのでわかりません。ただ、水カビというのは、仮にスフェロティリスあるいはズーグレア、硫黄細菌、そういったものを意味するといたしますと、こういった種類は元来有機汚染度の高い、しかも流れがかなり速いところで発生しております。
○佐々木説明員 ただいま御指摘がありましたように、昨年の十月中旬に人工ふ化のためにとりました親魚の一部に水カビ病が発見されまして、これは従来余りこの地域では発生がございませんでしたので、大変だということで調べましたところ、かなり広範に水カビ病に冒されているものがあるということがわかりまして、直ちに北海道の国立のさけ一まずふ化場が中心になりまして、北海道大学の専門の教授の参加、それから道立の孵化場の方
ところが、去年の十月十五日に水カビに冒された親魚が出たわけです。いまなお継続中であります。この水カビそのものは、どぶに発生する水生菌なのです。そうすると、この調査によりますと、支笏湖内のヒメマスは六十万尾おるわけで、そのうち四十五万尾が斃死している、死亡している、そんなことが推定されるという報告なのです。六十万のうち四十五万。
また、一時的な原因として、水カビ菌の前に、何らかウイルスなり別の細菌で、何か壊死が起こっておるのではないかという想定で、いろいろな細菌なりウイルスの検出をやったのですが、これもどうも検出されなかった。