1954-04-06 第19回国会 参議院 運輸委員会 第21号
これはやはり政府の責任者として私はよく考えてもらわなければならんと思うのですが、このことはひとり気象台業務ばかりではなくして、陸運においてもそうです。或いは決算委員会においていろいろな批難事項を見ても、政府の答弁を見ておりますると、結局人員不足で十分手が回りかねるという御答弁が多いようです。
これはやはり政府の責任者として私はよく考えてもらわなければならんと思うのですが、このことはひとり気象台業務ばかりではなくして、陸運においてもそうです。或いは決算委員会においていろいろな批難事項を見ても、政府の答弁を見ておりますると、結局人員不足で十分手が回りかねるという御答弁が多いようです。
で、こういうことについて気象台業務と、こういう原爆の放射能を持つ灰という問題ですね。こういう問題についてちよつと一つ参考のために専門家からお話をお聞きしたい。
○大倉精一君 それでこの人員整理によつて、今後の気象台業務には相当大きな影響があるだろうと思うのですが、こういう点についてはどうなんですか。
北方の定点観測というものが廃止になつた原因あたりも、やはりこういうような従来からそういうものを全部気象台業務関係にしわ寄せされて来ておる。そういうようなことにもやはり関連があるのではないかというようにも感ずるのですが、その点どうですか。
○大倉精一君 気象台長にちよつとお伺いするのですが、私はこの気象業務については余り詳しく専門的な知識はないのですが、併しこの気象台の仕事というのは非常に重要なものであるということは大概知つておるのでありますが、気象台関係の人員整理といいますか、これは以前にも相当大幅な人員整理があつたように聞いておりますが、今度の場合も気象台業務の縮小というようなことになると思うのですけれども、こういうような状態の下
○大倉精一君 聞くところによるというと、現在の定員或いは予算においては非常にこの気象台業務の遂行上支障がある。例えば細かいようなことですが、冬季間においても煖房装置もできないというような状態にあるようにも聞いております。それから又要員の配置についても極めて不十分で、この気象台業務の遂行は極めて大きな支障を来たしておるということを聞いたのですが、その現状についてお聞かせを願いたいと思います。
○楠見義男君 今の官房長の御説明による長期欠勤並びに現在の欠員、合計二百二十名を考慮してもなお五十八名の整理をしなければならんということになるわけなのですが、それはそれといたしまして、別の観点から気象台長にお伺いしたいのですが、日本の気象台業務の運営をあなたが責任を持つて、自信を持つてやつて行くというふうにした場合に、現在の幟員に対して何名の増員を必要とするのか、或いは現在のこの整理しない前の状態でやつて