1956-05-08 第24回国会 衆議院 運輸委員会 第33号
しかしお隣の中国と密接な連絡があって、気象関係で日本より優秀な、設備のりっぱなものがある、そこからの情報が日本の気象台方面に流れてきますると、中央気象台がそれをキャッチしてそういう予報をやって、大きな遭難事件というものを未然に食いとめることができる。
しかしお隣の中国と密接な連絡があって、気象関係で日本より優秀な、設備のりっぱなものがある、そこからの情報が日本の気象台方面に流れてきますると、中央気象台がそれをキャッチしてそういう予報をやって、大きな遭難事件というものを未然に食いとめることができる。
昨年の冷害に続いて本年またあるいは冷害が起るであろうというように気象台方面においては観測されておつた。ことに明三十年においては、天明の飢饉にもひとしいような冷害が起るのじやないかというようにさえも気象台においては申されておる。私どもはそういうお話さえも承つておるのです。こういう危険なる気象方面において、特に冷害をこうむるところの東北に、今のようなぐあいにない。
農林当局と相まつてぜひともこれを万全にして、東北の畑地改良の将来に希望を持たしむるように遺憾ない御決心を、農林当局と気象台方面に私は強く要望する次第であります。ただいまの御言明は三年越しでありまして、気象台長においても一ぺんは決心された問題であります。それが中途においてまた問題になつておる。
今度の水害について、気象台方面でも痛烈にその欠陥を訴えているのでありましてこれこむ恒久策の第一歩であると思います。 対策の第二は、全国の河川流域につきまして、森林、水源、農地、水力、河道、事都市の状況等を総合勘案して、国土保全上の重要流域を公益上の見地より指定し、そごに治山治水事業を重点的に施行し、これを強力に推進しなければならないのであります。
必ずどこかにありますけれども、これは運輸省の気象台方面で統計をお調べになればすぐ出て来るわけです。気象台の人たちはもつとなぜ各官庁が自分のほうの気象業務についての数十年来の貴重な統計資料を利用してくれないかということを言つておるのです。私は再三電通省の政府委員に対しては今までその点強調しておるのです。