1997-03-18 第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
また、アスファルト固化体そのものの温度上昇を防ぐということが重要でございますので、入気側にある、上流側の空気の温度をできるだけ低目に調節するというふうな設計になっておりまして、このセルは火災については十分な対応を行うという設計にしております。 また、火災が起こりましたときの対応として、炭酸ガス消火設備と水噴霧の消火設備も設けております。
また、アスファルト固化体そのものの温度上昇を防ぐということが重要でございますので、入気側にある、上流側の空気の温度をできるだけ低目に調節するというふうな設計になっておりまして、このセルは火災については十分な対応を行うという設計にしております。 また、火災が起こりましたときの対応として、炭酸ガス消火設備と水噴霧の消火設備も設けております。
さらに、この火災により坑内の状況が悪化したため、十八日午後六時三十分、空気袋によって入気側二カ所の通気制御に着手し、午後十一時に完了いたしました。
その後、火勢、煙、高温高熱の地域が拡大しつつある状況にございましたので、十八日午後八時二十分ごろから午後十一時ごろにかけて、入気側の通気を抑制する措置をとったわけでございます。
こういう状況のもとにおいて、坑内の状況は悪化をしてきておりますので、火災の拡大を防止すると同時にガス爆発の発生に対応するための措置といたしまして、十八日午後八時二十分ごろから午後十一時ごろにかけまして、入気側の二カ所の入口を空気袋によってふさぎまして入気を制御する措置をとりました。これによりまして酸素の供給を遮断することによって火勢の弱まりを期待したわけでございます。
その後、坑内状況はますます悪化をしてまいりまして、高温あるいは煙を伴うガスがより坑口に近い方向にじわじわと寄ってまいりますので、これ以上の悪化を防ぐために十八日午後八時二十分ごろから午後十一時ごろにかけまして、入気側の通気を抑制するという措置をとりました。
第一に、第四給水加熱器からの漏洩につきましてお尋ねしますけれども、一月に二回にわたって抽気側胴でドレン水漏れがあったにもかかわらず、そのことを通産当局が報告を受けたのがきわめておくれた後であって、四月一日になって疑いがあるということが通産省にわかった。
排気側は、やはり入気側遮断壁から約百十メートル離れた個所で遮断壁をつくることで作業をいたしておりましたが、その際作業をしておりました者のうちから頭痛を訴える者が出ましたので、検診を受けさせました結果、十二名がCO中毒の疑いで入院いたしました。
災害が起こりました結果、多量のガスが出まして、これが、入気側と申しますか、坑口側と排気側に流入いたしまして、中に所在しておりました労働者の方の呼吸を困難にし、ガスの非常に濃厚な個所におられた方は死亡されたわけでございます。マイナス三百九十mLの巻立というところにかけじるしが五つ、それからその少し奥に一つというふうにかけじるしが入っておりますが、この個所で罹災し死亡しておられたわけでございます。
他方、入気側坑道にいました鉱山労働者は、全員自力で脱出いたしておりますけれども、ちょうど、漏斗から払いにかけましては突出炭によりまして埋没いたしておりましたものでございますから、ガス排除の後、十一時ころから素面による救出作業を開始いたしまして、ゲート坑道で十名、払いの中央部から下部にかけまして残された十名、最終遺体を本日十時三十五分に収容いたした次第でございます。
災害が発生いたしましたのは七月三十日でございまして、直後の状況につきましては、前回の委員会で御報告申し上げたのでございますが、八月一日に九名の遺体を収容いたしまして、その後は入気側と排気側から罹災者の救出に当たったのでございます。人気側からは戸門を設置いたしまして直接の消火作業を行ないまして、ベルトコンベヤーのございました崩落個所まで進行したわけであります。
したがって、この現状というのは、実際に災害が起きて、それが入気側に運転手がおるために、排気側におけるところの——排気側のほうに通気が行っておりますから、その関係でここで火災が起きても、事実上これに気がつくというのは時間的な差がございます。
その後、午前五時三十五分、救護隊を招集するとともに、対策本部を設置いたしまして、同日午前六時四十五分救護隊を入坑させまして、消火作業を行ないました結果、午前七時三十分ごろ、先ほど申し上げましたベルト斜坑の煙が晴れましたので、水による消火の結果、七時五十五分、一応消火いたしましたのですが、その直後午前八時ごろ天盤の矢木が類焼のため、坑道の一部が崩落いたしまして、入気側よりの救護隊の進入は困難となったのであります
坑道に風管を出しまして、そこで空気を送りつつ逐次煙を排除しながら奥のほうに侵入して行ったわけでございますが、その後入気側第二原動機の手前個所に戸門を設置いたしまして、通気を確保しながら消火作業を始めておりましたのですが、現在もこの作業は続行中でございます。また、排気側の風管延長作業は、基地から四百八十五メートルの地点まで実施をいたしまして、八月一日未明までに九名の遺体を収容したのでございます。
で、しばらく火炎はやや衰えたかのごとく見えたのでございますが、その後、災害個所の火炎は二坑のほうの入気側のほうにまた伸びてまいりまして、非常にそばに寄るのも危険であるし、また、ひいてはガス爆発を誘発するおそれも出てまいりましたので、会社側では二坑側から来る上の入気側もさらに完全密閉をいたしたいという計画を二十日の日に持ってまいったわけでございます。
○参考人(佐野岩雄君) 私のほうは、いまのハッパをそういう便法でやってもいいかという御許可を受けに行って、そうしてそれではいけないという指示を受けたのでございますが、その場合には、その一点の禁止された個所でかけているのじゃなくて、もっと右側にハッパ線を伸ばして、先ほど申しました入気側でかけているのでございまして、そういうような、やってはいけないというところでハッパをかけているのではありません。
そのあとで作業を停止しまして、従業員を一応入気側に避難させまして——ここには電気施設も何も入っていないわけでございします。ハッパもやっておりしません。そらしていわゆる空気で動かします扇風機を動かしたとたんに爆発した、こういうことでございます。
また他方保安の面から申しますと、坑内の濃厚なガスをパイプを通して坑外に引いているのでありますから、これの措置につきましては非常に苦慮しているわけでありまして、大体現在のところは入気側にはパイプを通しておりません。排気側にガスパイプを通しております。しかしこれも全部排気側というわけには参りません。入気側を部分的に通るところが必ずございます。
しかしできる限り入気側の方が好ましいということも事実であります。しかしその範囲内におきましては保安管理者あるいは係員、それぞれの責任者の裁量におまかせしておるわけであります。従って私がここで現在設置されておりました開閉機の位置が不適当であるとか、どこがいいとかいうことは的確にちょっとお答えしにくいということをお答えしたわけでございます。
○山本經勝君 続いて伺いますが、かりに今のお話のように入気側に置くのが本来であるけれども、片風道ではやむを得なかったということは、この水力充填による作業の関係から一応考えられないことはない。そうしますと、その水力充填が現に進行しておる近くでなくて、もっと肩なら肩でも適当な場所が私は図面を見てもわかるようにあると思う。
それから入気側の方は、さっきも、人が行けば行かれるというお話がありましたが、この山は甲種炭鉱でございまして、坑内のガスが危ないということで、火気を厳禁している。そういう坑内で火災を起しております。
しかしながら、どうも会社側は、また労働者もそうでありますが、人気側に岩粉をまきますと作業上非常にめんどうなものですからいやがりまして、なかなか指導に従わないというような事例もございますが、今後はいかような場合におきましても厳重に入気側に岩粉棚を設けるということを実行いたしたいと思います。 それから岩粉の量でございますが、ここでは大体出炭トン当り一・六キロぐらい使っております。
ところが、そういうものを、たとえば今のように入気側に岩粉を置けば労働者がきらうから、会社がきらうからということでほうっておかれたとするならばゆゆしい問題、あなたはそれをさせるだけの権限を持っておられる、そうして、それをやらせるだけのあなたは責任があるはずなんです。ところがそれをやっておらなかったために第二次爆発を起しておる、炭塵爆発を起しておる、そういうときにはその責任はどうなりますか。