2021-05-27 第204回国会 参議院 環境委員会 第12号
○国務大臣(小泉進次郎君) 残念ながら、ほとんどこの言葉すら認識されていないと思っていますし、気候正義について問われたのは寺田先生の質問が初めてじゃないでしょうか。
○国務大臣(小泉進次郎君) 残念ながら、ほとんどこの言葉すら認識されていないと思っていますし、気候正義について問われたのは寺田先生の質問が初めてじゃないでしょうか。
○国務大臣(小泉進次郎君) この気候正義、国際社会ではクライメットジャスティスという言葉でよく言われますし、バイデン大統領や海外のリーダーからも言われることもあります。 その定まった定義が国際的にあるかと言われれば、気候正義の定まった定義はまだありません。
ただ、まだ総理からはこの気候正義ということが語られたことは恐らくないのではないかというふうに思います。国立の環境研究所の研究員の方も、この気候正義の考え方が気候変動問題を語るときにベースとしてなければ薄っぺらい議論だというふうに思われてしまうのではないかと、なので、国際会議の場などで、総理にこの気候正義について発信をしていただきたいというようなことを述べられています。
で、気候正義ですか。それは、もうそれは決まっていますよ。いろいろそれは茶々というか文句を言うところはあるに決まっているんです、何だって。でも、基本は、私たちが楽しんだ生活、それが次の世代には継承できない、むしろ、私たちが楽しんだ生活のツケ、ごみを次の世代に処理させるんだと。
今、先日、若者世代と対話をしましたときに、この気候正義という考え方、その世代の不公平感であるとか、そうしたことがどの程度国会で広がっているのかということを問われて、残念ながら、私はほとんどまだ理解がないんではないかというふうに答えざるを得ませんでした。
気候正義を求める彼女たちにとって、今の私たちは気候危機に対して不正義な行動しかできていないことを痛感いたしました。将来世代を生きる彼女たちの声を真摯に受け止める必要があります。気候危機に対応するために、国民の参加を具体的に促す仕組みをつくり、国民と一緒に知恵を出し合い、より高い目標を掲げ、それを現実にしていく必要があります。 先日総理の発表された排出削減目標は到底十分なものとは言えませんでした。
それと、中村さんの説明の中でもありましたように、気候正義という公平な社会、これはSDGsそのものになると思いますので、その観点がまさに基本理念に必要じゃないかということを重ねて申し上げたいと思います。 以上です。
その中で、四六%、科学的根拠もなく、気候正義に基づくわけでもない数値に、また、四五%から一%上がった、その一%は何だったのかというのも私たちにとっては疑問に思っています。是非、四六%ではなく、もっと野心的に取り組んでいただければと思います。 二〇五〇年のカーボンニュートラルに向けて、皆さんと一緒に歩んでいけたらなと思います。よろしくお願いします。
気候正義を大切に、そして全ての人の命に平等な人権をという御指摘に、私も胸を打たれました。Fridays For Futureの皆さん、若者の皆さんが、先ほど高村先生からもお話あったんですけれども、政府の機関の中にも入っていって、いろいろ意見を言われていると。その意見は通じているとお考えでしょうか。
それは気候正義ということで、気候正義というものに大体二つポイントがあって、気候変動に加担していない途上国が最も影響を受ける不条理と、また、気候変動でより深刻な影響を受けるのは若者であるのに、意思決定をするのは上の世代であると、この二点をもって、これは静かな暴力だというふうに主張されていたということでした。
そのグレタさんが言っている世代の責任、これは、彼女がよく言っている、科学者の声に耳を傾けろ、そして、今彼女がさまざまな発信をされている中で、クライメートジャスティス、こういう言葉も、気候正義というふうにも訳されますが、この世代間の思いのギャップというのは相当やはりあるだろうと思います。
先ほどお話しいただいた淡水化の技術等々について、非常に高い技術力を持った日本だからこそそれが実現可能ですし、また、気候正義という概念からも、我々、温室効果ガスを排出する国々が、いわゆる第三世界というようなところに、その気候変動の影響を大きく受けていってしまうのは、私たちはそれは先進国としてあってはならない姿であるというふうに私は考えておりますので、今後とも、皆さんから御意見いただいたそのことをしっかり
こういった不公平性を正していこうとする考え方である気候正義に基づき、緊急かつ必要性の高い支援に優先度を置きながら、途上国支援や国際協力を進めていくべきだと考えておりますが、外務大臣の御見解を伺います。 その上で、今後、本法案に基づき、途上国に対してどのような支援策を講じようと考えられているのか、重ねて伺いたいと思います。 最後に、パリ協定に係る質問をいたします。
江守参考人の御説明、大変興味深かったんですけれども、このイノベーションというところで、日本は、先進国と途上国の間での災害被害関係の気候正義ですね、クライメートジャスティスというんですか、これが共有されていないところで、省エネしなくちゃというやらされている感というのがすごく強くて、倫理観が成立していないところで技術の問題として取り組んでいくと世界の流れとずれていってしまうという、そのどうずれていくのかを
また、気候変動に脆弱な途上国が気候正義ということを主張して先進国に資金を求めているのは、援助や支援としてではありません。海面上昇など、先進国の歴史的な排出によって生まれた被害を修復するために気候債務を返済せよと、原状回復を迫る矯正的正義を主張しているわけです。 第二に、国際社会には国内の政府に当たるものがありません。ですから、ある意味で市場にも似た取引や交換的正義が有志連合国間に働きます。