1948-01-29 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第1号
残つた輸送力というものは二十何万トンでありましようが、それが穀類の供出に吸收されて、さらにパルプ材の輸送に吸收されまして、北海道の民需輸送力というものは、ほとんど六万トンか七万トンしかない。それも各管理部だけを動く輸送力にしか考えられないのであります。そういう場合に北海道の鉄道は北海道民を潤すところの何ものももつていないというのが現状であります。
残つた輸送力というものは二十何万トンでありましようが、それが穀類の供出に吸收されて、さらにパルプ材の輸送に吸收されまして、北海道の民需輸送力というものは、ほとんど六万トンか七万トンしかない。それも各管理部だけを動く輸送力にしか考えられないのであります。そういう場合に北海道の鉄道は北海道民を潤すところの何ものももつていないというのが現状であります。
兵器は先ほど會計檢査院からお話がありました通り、非常に不便なところにございまして、これをできるだけ早く民需に活用いたしますためにこれを早く解體しまして、電氣炉なり平炉なりに運ぶということが必要でございまして、擔當五社におきましてはそれぞれ地域を分擔いたしまして處理いたしたのでございますが、五社としましても自分の作業力だけではとうていできないのでございまして、兵器處理の關係ではあらゆる下請機關を使つておると
さらに第二の施設といたしましては、輸出産業その他民需諸産業の振興による雇傭量の増大化と公共事業の實施を考え、さらにどうしても失業者として出ます者を、失業保險なり失業手當で救つてやろうと考えているのでありまして、從つて公共職業安定所がなるたけ活動の面を廣くいたしまして、一人でも多くの失業者を就職させるように努力いたしたいと思つているわけでありまして、そういう趣旨からいたしまして、今村委員の御心配になります
物件費の項、目、節、區分別終戰處理費豫算額、 E、終戰處理費の四半期別、月別及び項目別支拂計畫額及び實績額と一般會計及び特別會計の豫算總額竝に一般會計豫算の支拂計畫額及び實績額との比較 F、終戰處理費支出額、政府資金撤布超過額と日本銀行券發行高との比較統計竝びに昭和二十年九月ないし十二月を一〇〇とする四半期別比率 G、主要物資別(特に石炭、鐵鋼、電力)の四半期別及び業種別(産業別及び民需
從つてソ連邦におきまする再轉換の問題といたしましては、主として、第一には軍需生産から民需生産への轉換、たとえば戰車工場をどういうふうにしてトラクター工場に轉換するかという、いわば技術的な問題がまず第一になるわけであります。
今後軍工厰の一部の撤去に続きまして、民間の工場、鉄鋼でございますとか、工作機械、火力発電いろいろな民需関係の工場が対象になつております。これが軍工厰に引続いて動くことになるかも知れない。そういうことになりまして、非常に大きなものが一度に動きますということになりますと、或いは政府と業者との中間に一種の機関を設け、これが政府の代行的な役割をするというような必要が出て來るかも分らない。
更に阪神間におきまする民需に關係いたしまする工場は全部調べまして、私の記憶違いがあるかもしれませんが、確か取上げました工場が八十數工場あります。
御承知のように原綿はこれは一部分は國内に内地向きとして民需に賣り渡されますけれども、大部分のものは輸出向けとして、政府の所有のままで、委託加工の方に出されるわけでございます。
ただいまの御答辯によりましても、物動計畫に則らないものが緊急に使用されるということになりますと、それが一般民需の方に非常に大きく響いてくる。從つて國内の豫算がたとい組まれておりましても、資材の裏づけというものがますます減少するから、國家の豫算はそれだけ大きくからまわりをするという結果になる。その結果といたしまして政府自身がマル公では何もできなくなり水ぶくれをする。
○山田佐一君 今の御当局の仰つしやる報奬用の酒、特配用の酒、これだけは当局で特に持つておいでになつて、当局から配給なさるのでありまして、一般民需用というものはクーポンにして行つたらいけませんか。
造石高を作る時に一般民需用が何万石であり、特配用と報奬物資用として出す酒はどのくらいということはできるわけでありますから、それだけの石数というものは、政府で別にしておいて、そうして一般民需用というものだけはクーポン式によつてやつて行つたら宜いだろうと思いますが。
それでそのまま直ちに民需に向けることができませんので、解體作業を行わなければならぬことは當然であります。また兵器の部分品等につきましては完全にこれをスクラツプ、屑鐵にいたしますることはあまりにもつたいない話であります。
なお一般の民需方面の知識階級の求人が求職よりもむしろ少い状況でございますので、公共事業といたしましても、ある程度は知識階級のために特別の公共事業を設けております。しかしそれだけでは全部の知識階級の就職をなさしめることができないというような状況でございます。
この生活物資協會とはどういうものかということを調べてみましたが、これは軍から返還を受けたもので、そのまま民需にならないで、再生して何かに間に合わせるにあらざれば使い途のないものを、この生活物資活用協會なるものへ拂下げまして、その生活物資活用協會が民需に必要なものをつくり直して、これを公平に縣民全體に配給するという建前でできているものでありまして、莫大なものの拂下げを受けたものであります。
○石田(一)委員 そうしますと、あなたの會社へ昭和二十年の十一月から二十一年の十月までに民需用として九千二百八十貫の澱粉が日本澱粉統制會か何かから割當てられております。それに對して六百八本の水あめができて、これを納入されております。この計算によりますと、まず澱粉十五貫で一カンの水あめができて、百六十貫ばかり澱粉があまる。こういうことになります。
ただし今度二十一年度分としては、敗戰したから民需だけであつて軍需はないが、少くとも十九年度分、二十年度分として五萬四千五百七十二貫と三萬四千四百六十三貫、これだけは軍の方の澱粉が配給されておるはずであります。
それから二つは、連合國が日本再建に役立つ民需物資として日本政府に返還した特殊物件の品目、數量、所在場所。それから三つには、昭和二十一年二月に隱匿物資等緊急措置令によつて報告せられました物資の品目、數量。この三點はぜひ急いで出していただきたいと思うのであります。