2015-05-12 第189回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
こういったことについては、民間金融機関自身が対応できないということを自ら指摘しているということもございますので、この日本経済危機にとって、又は日本経済の発展にとって重要な機能というものが民間では実施困難であるということを考えますと、公的金融機関を日本としてもしっかりと整備していくということが必要であると考えております。
こういったことについては、民間金融機関自身が対応できないということを自ら指摘しているということもございますので、この日本経済危機にとって、又は日本経済の発展にとって重要な機能というものが民間では実施困難であるということを考えますと、公的金融機関を日本としてもしっかりと整備していくということが必要であると考えております。
このため、民間金融機関自身が努力して、また同時に市場の改革を進めていくということも必要であると思いますが、同時に、千四百兆円の家計金融資産のうち三百兆円余もの資金を政府保証を付して吸収するという郵政の、世界最大の機関投資家として国が運用する仕組み、これは世界でも例を見ない巨大なものでございますけれども、これをやはり見直すということによって、金融を活性化し、資金の流れをゆがめない環境をつくることが重要
○望月政府参考人 ノーチェックと言うとあれでございますけれども、もともと組成を行う冒頭に中小公庫が民間金融機関と協議をして、一定の基準を満たす中小企業というハードルをつくるわけでございますけれども、それからもう一つは、先ほど来申し上げておりますけれども、民間金融機関自身にリスクの一番濃いところを持ち続けさせるということの歯どめもあるわけでございます。
民間金融機関自身が貸出業務で、ある程度それは力の及ぶところですし、貸し出しっ放しではリスクを負い過ぎるというのであれば、その貸し出したお金を流動化して資本市場の方につないでいくというやり方もありますし、初めから資本市場がそこにお金をつけていくというやり方もある。そのルートの整備が、これは日本銀行の責任範囲に相当入ってまいりますが、その努力をしていかなきゃいけない。
○与謝野国務大臣 金融機関の破綻が経済に対して与える悪影響やコストにか人がみまして、破綻に至る前に、早期是正措置、民間金融機関自身による合併等の再編努力及び金融危機時における公的資本注入のスキーム等により、内外の金融システムに大きな動揺が生じることがないように適切に対処していくことは極めて重要でございます。
当面まさに政府系金融機関は全力を挙げて事業者のお手助けをいたしますけれども、その間にやはり民間金融機関自身が体力をつけ、本来の役割を担える状況に早く戻ってもらうように努めたいと思います。
次に、また大蔵に聞きますが、報告の中では、郵便貯金のシェアが増大の方向にある原因としまして、民間金融機関自身の努力不足、行政当局の過度の介入、過保護的な金融行政がある、こう指摘をしておりますけれども、この意見について、金融行政を預かる大蔵省はどういう見解をお持ちでしょうか。
また、民間の預金金利の問題でございますから、あくまでも民間金融機関自身の負担できる限度において考えることが必要でありますが、それにはおのずから限度がございますことは当然であろうと思います。したがって、実質的に優遇の意味があるものとするためには、預入対象者なり預入金額限度をかなりしぼらざるを得ないという問題もあるわけでございます。
民主的かつ簡素な制度にしたいということが、今回の機構をつくりますにあたっての非常に特徴的な議論であったわけでございまして、したがって、まず信用秩序の保持育成ということになりますと、第一次的には民間金融機関自身が責任を持つべきである、第二次的には中央銀行である日本銀行が責任を持つべきである、それから究極的には政府が責任を持つべきであるということで、そこでこの資本金につきましても三者均等というたてまえがとられたわけでございます
その保持育成をやる第一次的な責任者、これは先ほど来たびたび御指摘がございましたように、当然民間金融機関自身でなければならない。それから第二次的と申しますか、その次の責任者といたしましては、中央銀行、日本銀行が信用秩序の保持育成ということを大きな目的の一つといたしておりますので、日本銀行が負わなければならない。それから最終的な責任は政府が負うべきものであるというふうに考えております。