1968-03-29 第58回国会 衆議院 商工委員会 第13号
○橋口委員 この十四トンというのは従来どおりの政府輸入になさいますか、それとも民間輸入方式を今回は認めるというような方針もございますか。
○橋口委員 この十四トンというのは従来どおりの政府輸入になさいますか、それとも民間輸入方式を今回は認めるというような方針もございますか。
政府で輸入しなければ輸入が困難だと申しまする物資は、これらの物資につきましても、大部分のものは民間輸入方式を以て入手し得るのでございますけれども、先ほど申上げました、例えば石綿の輸入等にいたしますれば、需要者は分散且つ小資力であり、到底強力に政治交渉を背景といたしまして入手することができないというような場合に適用されるわけでございます。
お話のごとく稀少物資につきましては、必ずしも現在のやり方そのままで、国際的に非常に不足しておる割当物資を確保するということについての措置が十分でないという点もありますので、ただいま通産省当局におきましては、緊要物資輸入基金特別会計法を改正いたしまして、特に民間輸入方式では取得困難なものにつきましては、例外的に緊特会計を運用して、これが買付けをする、こういう方法を考究中でありまして、いずれ御審議を受けたい
さらに輸出貿易の今後の正常化への方法、これが構想という問題についても、大体記してありますとともに、輸で振興のもろもろの施策、あるいはまた輸入の面におきまして、民間輸入方式の発足あるいは朝鮮動制の影響、本年におけるところの輸入政策の推移、輸入金融の現状、また貿易、特に輸入貿易の促進によりまして船舶が非常に欠乏して参つた。
又輸入承認額の少なかつたのもこれは実際の業界のほうでも民間輸入方式に不慣れな点もあつて、輸入のリスクを全面的に負担するということについては、やや臆病な点もあつて、結局これは官民両方とも新らしい予算制度初めて採用した予算制度について不慣れな点が多かつたという点が、予算と実際の結果と相当大きな齟齬があつたのでないかと思います。
又民間でも長い間民間輸入方式をやつておりませんので、そういう点でいろいろ不慣れな、いろいろの仕事におきまして若干不慣れという点もあります。四月—六月の予算になりまして、だんだんこの制度に習熟して来まして、四月—六月現在では、一億四千百万ドル、修正された最後の数字では一億八千百万ドル、かなり大きくなりました。
それにつきまして、本年度初め以来、できるだけ民間輸入方式にこれを近づけるべく、政府側と司令部の間でいろいろと検討しておりましたが、ようやく大体の方針につきまして成案を得て、このスキヤツプ・インが出たわけであります。
ただ一方新たな民間輸入方式が一月から発足いたしまして、その効果が漸次現われて来つつありますに対しまして、それに対する今まで公団会計等で持つておりましたものをいきなり民間資金に移したということに対する善後措置がうまくとられておりませんので、従つて鉄鉱石のような原材料につきまして、輸入貿手の割引をなかなか円滑に発行して呉れないというような実情がございますのでございますが、これもわれわれが具体的な商社について
それから又現在輸入滯貨が相当額ありますが、これは併しながら民間輸入実施前の買付けに属しておりますので、これは民間輸入方式の罪というわけではございません。民間輸入の狙いはむしろ有効需要と輸入とを相互に交合させて行くということにあるのでありまして、輸入滯貨の問題が今後新らしく大きい問題として起ることはないものと信じております。かように御承知を願いたい。
輸出の振興と民間輸入方式の開始に伴いまして、貿易業者に対する国内貿易金融に対する対策も講じておる次第でありまして、輸出の場合につきましては、従来からのいわゆる貿易手形制度によります金融の必要な改正を加えまして、そうして輸出契約の成立した輸出品の製造乃至は買取りのための所要資金の優先確保並びにこの優遇措置等を促進いたしておる次第であります。
併し輸入について民間輸入方式が予定され、それも第二章の規定に基きまして、原則として外国為替銀行の窓口だけで必要な手続きが済むという政令が準備されており、貿易外支拂についても輸入に準じた方式がとられることと思いまするので、政令と大蔵省令の実際の内容においては、可能な限り正当な行為については制限が逐次緩和されて行くのであります。