2009-04-01 第171回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
これで見ていくと、資料にありますように、美祢で非正規の比率が三九・九%、島根で四三・七%、喜連川で三五・八%、播磨では五一・一%と、大体半分ないし半分近くが非正規雇用、これが実態ですが、雇用の増大というなら正規雇用をふやさなければだめだと思いますし、実態は、民間刑務所で地域雇用の増大どころか、いつ雇いどめになるかわからない不安定雇用の導入ということになっているのではないか。
これで見ていくと、資料にありますように、美祢で非正規の比率が三九・九%、島根で四三・七%、喜連川で三五・八%、播磨では五一・一%と、大体半分ないし半分近くが非正規雇用、これが実態ですが、雇用の増大というなら正規雇用をふやさなければだめだと思いますし、実態は、民間刑務所で地域雇用の増大どころか、いつ雇いどめになるかわからない不安定雇用の導入ということになっているのではないか。
これによると、結局民間刑務所の全国展開ということになってくるわけですね。 本法案が成立したとすると、どの刑務所で市場化テストを導入するのか、そして、将来的には全刑務所を民間刑務所にしようという考え方なのか、ここのところを最初に伺います。
報道を見ていると、美祢市にできた刑務所は何か社会復帰促進センターという看板が出ているんですけど、これからは刑務所という看板ではなくて社会復帰促進センターというふうな正式名称でいくのかどうかということと、それから、民間刑務所とか民営刑務所とかって書いてあるんだけど、正式にはPFIですよね、あれ。そこの二点、ちょっと念のために聞かしてください。
今は過剰拘禁ですから、お得意さんがいなくなる、受刑者がいなくなるということはないんですけれども、もし今後拘禁者数が減った場合に、やはり刑を厳罰化して受刑者数を確保しろというような形で法務行政に圧力を加えたり、現実にアメリカでは民間刑務所企業がつくっているロビー団体が活動して、三振バッターアウト法、三回目の重大犯罪で無期懲役になるという法律なんですが、そういう法律を推進したりしているといったレポートなどもあるということで
また、こういった民間刑務所は、巨大化の施設として運営されようとしております。これは経済的な効率、それから巨大であればより多くの専門家を雇えるという部分があるのかと思われますけれども、巨大施設で行われるのは教育やケアではなくて管理であります。管理で人が更生するとは私は思いません。 今回の立法は、刑務所における処遇改革の第一歩であり、あくまで処遇充実のための基盤整備にすぎません。