1948-06-25 第2回国会 衆議院 本会議 第70号
(拍手)民間企業保險事業の信用並びに経営に対しましても、その及ぼすところの影響は甚大であります。まさに不測の衝撃または危險を及ぼすこととなることは明らかであります。逓信大臣は、はたして本事業経営の現状に対して、いかなる抱負経論をもたれるのであるか。將來の方針に対しても率直に御答弁を求める次第であります。
(拍手)民間企業保險事業の信用並びに経営に対しましても、その及ぼすところの影響は甚大であります。まさに不測の衝撃または危險を及ぼすこととなることは明らかであります。逓信大臣は、はたして本事業経営の現状に対して、いかなる抱負経論をもたれるのであるか。將來の方針に対しても率直に御答弁を求める次第であります。
從つて民間企業は圧迫をしないというような御意見でありまするが、そうなりまするというと、連合機関が、全國的の農業協同組合ができることになりますれば、その方面にこれを直ちに委讓する御意図かどうかという点も一つお聞きしたいと思うのであります。同時にこれと対應いたしまして、政府では少くとも縣の協同組合連合会というものは少しも早く発足することを私共は考えております。
これは只今協同組合法が制定されて、協同組合が円滑にこれから事業を開始しようというような状況になつておる今日、こうした事業は挙げて協同事業で農民みずからが購入して行うべき仕事じやないかと、こう思うのでありまするが、いわゆる公團組織は官僚統制であるのであつて、肥料そのものと同一に、災害の救助の場合の應急施設だというような意見があるのでございますが、民間企業を圧迫しはしないかというような点も考えられるのであります
しかるに政府は復金の貸出に対してもその行末を提求せずに、だた貸出すことをもつて能事終れりとしているがごとくであり、またその直轉の逓信、鉄道事業を初め、民間企業の整備に対しても、労働攻勢を恐れて何らの積極的な動きも示しておらずに、いたずらにこの問題を逃避して、その責任を他に轉嫁しようとしているかの感が深いのであります。われわれとしてはそんなふうに見えるのであります。まことに遺憾千万であると存じます。
ここにおきまして、政府は公認会計士の制度を設け、できるだけ速かに世界的水準に達する公認会計士を養成し、諸外國の信頼に値する企業の財務書類の監査証明が行われ、これによつて外資が安んじて我が民間企業に投資され得る態勢を一日も速かに確立することが必要であると認め、ここに公認会計士法案を提出いたした次第でございます。
そうして願わくは民間企業に卒先垂範——もう卒先垂範じや全然ないのでありますが、あとからでもよいから、企業の経営合理化をはかつて、國民の負担を軽減せられますように、特にお願いをいたします。たいへん失礼いたしました(拍手)
民間企業も、実はそれぞれ、自分たちの働いた結果が、六箇月なり一箇年の終りに現われて、その現われた結果がりつぱな成績で、その人の努力の結果が表現されて、初めて働く力も出、また悪いところがあれば、これをかえていくことができるわけであります。
そこで價格を改定いたしまして、そうして民間企業、又公の企業たる鉄道、通信その他の会計におきまして、赤字は打算という主義に則つたわけなんでありますが、併しながら一挙にそれができない、そこである妥協といいますか、折衷的な考え方によりまして、重要物資につきましては、從來と同じ主義の補給金を出す、併しながらその額は月百億というような大きな額でなくて、半額にいたしまして五百十五億である、かようにいたしたわけであります
しかしあるいは民間企業におきましては、そのような方法をとる場合もあると存じますが、國営事業の場合といたしましては、財産の評價益を出しまして、その益金を建設費、新設費等に入れていくことは、私は堅実な経営の趣旨ではないと考えます。堀江さんの御指摘のごとく、今年約六億一千万円の減價償却をいたしておりますことは堅実な行き方でございまして、建設費などは別に予算を計上してやることにいたしております。
ここにおいて政府は、公認会計士の制度を設け、できるだけ速やかに世界的水準に達する公認会計士を養成し、諸外國の信頼に値する企業の財務書類の監査証明が行われ、これによつて外資が、安んじてわが民間企業に投資され得る態勢を一日も速やかに確立することが必要であると認め、ここに公認会計士法案を提出いたした次第であります。
当面問題になつております、たとえば物價の改訂、鉄道運賃、郵便料金の大幅引上、あるいは二十三年度の一般会計四千億の予算、それから政府特別会計の赤字の收支、民間企業の実態等を考えますれば、資金面、價格面から申しましても、インフレの前途に重大なる関係をもつ多くの重要問題が山積しておるように思うのであります。
これは政府が通信事業の國営の意義というものを無視して、民間企業における事業採算の考え方を、そのまま國営の通信事業の方に引移して考えておるためであると、こういうふうに考えます。言い換えますというと、利潤追及の考え方をそのまま政府の事業の上に持込んでおるのだと、その現れが通信料金の値上げてあると、こういうふうに思われます。
また、民間企業の場合を考えてみましても、今日のわが國の経済の危機を現実的に把握いたしますとき、一日も速やかにこれを復興せしめなければならないということを痛感するのであります。 この観点から考えまして、経済界に重い負担をかけておりますことは、断じてその策を得たものではないと思います。
また民間企業の実質的ないわゆる構想に基く海運の進歩をこれが強く阻害しておる。この点について私はあなたを通じて総理からの御答え、総理の所信を今日ここに御披瀝を願うと同時に、ただいまあなたからのお考えをひとつお示しを願いたい、かように考えております。
これらの原因によりまして民間企業、特に石炭、電力、肥料等の基礎産業に相當赤字が發生するようになりまして、復興金融金庫を通ずる赤字融資だけでも最近は月三十億圓程度に達するものと認められておるのであります。
これらの原因によりまして、民間企業、特に石炭、電力、肥料等の基礎産業に相当赤字が発生するようになりまして、復興金融金庫を通ずる赤字融資だけでも、最近は月三十億円程度に達するものと認められております。また國鉄、通信、船舶等につきましては、昨年七月の運賃、料金をやや低目にきめた事情もあり、現在では月約五十億円の赤字を重ねているのであります。
これはさつき申しました通りに、今年の一月の臨時給與委員会において民間企業水準にさや寄せしてきた場合に、官廳給與は平均に対して二分四厘程度高いのであります。二千八百五十円の民間水準に対して、二千九百二十円の水準が設定されておるのであります。同じような比率が適用されてある。こういうふうに了承いたします。
もし六・六の勤務時間で三千七百何がしの予算案が組まれてあるということになれば、これは八時間に延ばしますならば、その割合で数字が民間企業におきましてもずつて上まわりするということは当然だと思います。
それで三千七百何がしの標準賃金を予算として提案されておるといたしますならば、民間企業の八時間労働という場合には、一体どういうふうにしたらいいか。民間企業一般を三千七百円で標準賃金を押えようという標準のとり方の解釈は、物價廳で一体どうとつておられるかという点を、もう一度はつきりしてもらわなければ、ここに大きな矛盾があるのではないかと思います。
民間企業その他の方面に対しても、今日ほど合理化、能率化が要求せられておる時期はございません。無血革命と呼ばれるこの歴史的変革の時期にあたりまして、企業なり会社なりが、合理化、健全化の線においてつぶれたという例は、私寡聞にして、未だほとんどこれを知らないのであります。
最近全官公廳関係、これはいつの場合でも民間企業よりは賃金ベースが低いというのが常識でございますが、その低い全官公廳関係の労働組合の大会の決定を見ておりますと、もちろんこの要求が妥当かどうかということになりますと、議論の余地は若干ございますが、手取り五千円というのが、大体平均された政府に対する要求項目として、各大会において決定されておるのであります。
さようしなければ、実質的な健全金融は成立たないのでございまして、國の企業や行政面における行政整理に並行いたしまして、民間企業についても整備合理化を図らなければならないと考えております。 金融について特に注目いたすべきことは、いわゆる復金融資であります。
なお、資金需要の根本的な原因が企業自体に内在する不健全性に由來するものであるならば、企業自体に立ち入つて健全化を行わない限り、実質的な健全金融ば成り立たないのでございまして、國の企業や行政面における行政整理に並行いたしまして、民間企業についても整備合理化をはからなければならないと考えております。 金融について特に注目すべきことは、いわゆる復金金融であります。
われわれが今日民間企業の現實を見てもそうであります。この點について、ここで重ねて答辯は要しませんが、一刻も早くこの時期を明確にせらんことを希望いたします。すなわちこれが遅れれば遅れるほど、とにかく國鐵の賃金値上げに響いてまいります。そうしてそれだれ國鐵が赤字を背負いこんでいかなければならぬということになる結果を、私は恐れるから申し上げるのであります。