1990-06-01 第118回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
私は警察というのはそうあるべきだ、民衆警察とか民主警察というものの精神的な心構えはそういうふうにあるべきだと思うんですね。 そういう点で昇任試験について、私は外から眺めていたんですが、少し形式的過ぎやしないかなと思うところがあるんですね。例えば剣道の達人であっても、試験が悪ければ最後やっと部長で終わってしまうとか警部にもなれないとか、そういう人たちも知っていますし、いろんなケースがあります。
私は警察というのはそうあるべきだ、民衆警察とか民主警察というものの精神的な心構えはそういうふうにあるべきだと思うんですね。 そういう点で昇任試験について、私は外から眺めていたんですが、少し形式的過ぎやしないかなと思うところがあるんですね。例えば剣道の達人であっても、試験が悪ければ最後やっと部長で終わってしまうとか警部にもなれないとか、そういう人たちも知っていますし、いろんなケースがあります。
これは阪上さんも言われた通り、戦前の警察と民衆の間柄、戦後の警察と民衆の間柄ということを考えますと、常においこら警察はだめであるから民主主義になれ、民衆警察になれとお互いに双方から言っておりますから、自然と警察のさような面におきまして不都合な点があるのではなかろうかという気がいたします。
そこで、第一の治安の維持の問題でありますが、今日は、軍隊もございませんし、あるいは戒厳令というような制度もございませんが、しかしながら、すでに伊勢湾台風等によって、十分経験されました自衛隊の出動だとか、あるいは民衆警察として相当に充実されて参って来ておりまする警察力の活用によりまして、治安の問題については、私はこれはもう、そう心配をする必要はないというように私は了解をしておるが、食糧の問題については
ただ私どもは、こういう教養の問題、それから民衆警察の問題で足れりとするというわけには参りませんので、なお一層力を入れてこの教養に当って参りたい、こういうふうに考えております。
○茜ケ久保分科員 警務部長にお尋ねしますが、先ほども申しますように、現在の日本警察官が民衆警察の実をなかなかあげ得ないで、反面にいろいろな忌まわしい事件等も頻発しておるようであります。
新しい警察官といいますか、民衆警察といいますか、そういった意味で警察官が一般大衆と密接な関係を持ち、しかも大衆から親しまれ、しかもその親しまれる中で信頼を受けるという姿が望ましいのでありますけれども、果して現在の全国の警察官が、心から国民の信頼を受け、しかも民衆警察としての信頼を受けておるかということになると、私ども残念ながらまだまだその域ではないと思うのであります。
これを併し民衆、一般国民がどういうように今までこれを実行して来たか、又これからどういうふうに発展させるかどうかということは、ちよつと予測ができないのでありますけれども、私どもの考えとしては、やはり民衆警察というものをやはり中心として、それに国家の要請があれば、どうしても治安上こういうことにしなければならんということであれば、それはそういうような方向と矛盾しない範囲で又調和させるようにしてその要求を容
国民全体が持つておるのだ、従つてそうなつて参りますならば、警察権の作用というものは国民に由来するものでなければならないということになつて参りますと、結局民衆警察でなければならないという理念が私は出て来ると思う。
そういうことになつたときに、府県警察というものの性格は、依然として自治体警察の、いわゆる民衆警察、国民大衆あるいはその住民の腹からの協力ができると考えているかどうか。これは非常に性格が違うし、これは単に想像で言つているんじやなくて、大臣みずからが、総理大臣までしばしば言つている。自治庁長官もそう言つている。従つて府県警察は知事官選の前提、地ならしだと考えている。
冒頭に本委員会が最近頻々として起つておるこの民衆警察という名にふさわしくない警官の不当な弾圧事件に対して、真剣にこの問題を糾明するためにお取上げ下さいました点を私たち心から厚くお礼を申上げたいと存じます。 当日、私はこの問題があつたその時間のときには、この現場には居合しておりませんので、この点は先ほどの総評の参考人の二名のかたから申述べられた通りであります。
まあ要は一般の国民の生命、身体、財産を保護する、いわゆる民衆警察の建前を堅持いたしまして、できる限り一つこうしたことが絶対に起らんように、一つ措置を講ずる考えでございます。御了承願います。
従つて従来の日本の民衆警察の建前から、さように二つにわかれているものを逆行して一つに集約されて、検事の指揮下に置かれるのであるから反対だということに承つていいのでありますか。
警察として民衆警察、そこで何かそういう今度の制度改革をやつた場合に、能率は上るでしようが、能率が上るという反面、民衆警察的な面が失われるについていろいろこれは実際に調査、検討をされて、相当よく調査されたのですかどうか、何かそういうものがあつたらお示し願いたいのです。
○花村委員長 それではあなたは民衆警察ではない。やはり町の人の声を聞いて、そういう声があれば、なるべく一つ警察で検挙率を上げて、そうして町民の治安維持をはかつてやるということで、町民の声を聞くのは当然じやないですか。
その際に今三長官の述べられました現状からいたしますところの警察力の拡充増強の方向が、こういう一部の野心達成のための方向に行くのではなし、むしろ民衆警察の方向に行くべきである。
警察運營につきましては、民衆警察の樹立をその根本方針といたしておりまして、管下の部下の陶冶、指導につとめると共に、啓蒙宣傳を行なつて、都民の支持、協力を求めておりますが、新制度發足早々のためでありまして、未だ顯著な具體的に成果は認められておりません。他面今次の警察制度改革に伴つて憂慮されました警察の弱體化、ボス化という現象も目下のところは認められないのであります。
今度の新警察法で民衆警察になるのだ、こういう組織によつてこうなるのだ、あなた方の選擧なされた府縣知事や市町村長が一番大事な警察官を任命するようになるのだ、公安委員會はこういうものだと、本當に國民の間に徹底させた上でなければ私はこの法案はうまく運用できないと思います。
いずれにいたしましても警察法を、單に法律さえつくればいいというような、投げやりな氣持なら別でありますが、ほんとうにこの警察法を活かして、そして民衆警察が活きて働くということを考えましたならば、いろいろのむずかしい事情はあろうと思いまするけれども、萬難を排しまして日本の治安の維持のために、生命財産の保護のために、最も適當であるという管區の分け方をし、管區本部の所在を定めなければならぬと思います。
そういうふうに運營におきまする民主化の方策といたしまして、そういつたような制度を、もしまだ徹底してやつておりませんところがありまするならば、今後さらにそういつたような面に一層關心をもち、そういう制度をでき得る限りつくつて、誤りなく民衆警察の運營を期するという方に進みまするように、一層指示督勵をいたしたいと考えますが、やはり根本は何と申しましても、教養の問題に歸するのでありまして、一方で待遇の問題などを