1975-11-11 第76回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
○山中(吾)委員 石田参考人とエネルギー庁の部長にお聞きしたいのですが、結論的には、原油がまた一〇%近く上がるという情勢の中で、寒冷地域を中心として民生灯油だけは現行の価格で据え置きをすべきではないかというのが私の希望でもあり、意見なんです。
○山中(吾)委員 石田参考人とエネルギー庁の部長にお聞きしたいのですが、結論的には、原油がまた一〇%近く上がるという情勢の中で、寒冷地域を中心として民生灯油だけは現行の価格で据え置きをすべきではないかというのが私の希望でもあり、意見なんです。
消費者の立場の民生灯油そのものについて不安を与えない、そうして備蓄が少なくなった場合に、また数年前のような暴騰を起こすようなことのないためには、灯油そのものの備蓄をしてやらなければいかぬ。そこで、政府もその点について十分配慮をされて、一つの政策を検討していただきたいと申し上げておる。
○山中(吾)委員 私は余り無理を申し上げておるつもりではないので、民生灯油はメーカーの全生産のシェアから言うと全体の二%にしかなっていない。
先ほど工業灯油と民生灯油の価格差につきましても、流通段階での混乱を極力防止できる限度ということも念頭に置きまして現在の価格差が設けられておりまして、一れ以上大幅に価格が乖離するとなった場合には、流通段階の混乱は避けたいというふうに考えているわけでございます。
○玉置委員 エネルギー庁長官にお伺いしたいのですが、この工業用と、いまお話の民生用のやつでございますが、あるスタンドに対しまして、大きな石油会社の代表取締役の名前で「先日御連絡申上げました家庭用暖房の民生灯油ですが、メーカーより五月分の割当て数量が来ましたので、昨年実積に基き配分させて戴きました。この数量に付きましては、メーカーと種々交渉致しましたが、中々強硬で決着の所左記の通りとなりました。」
凍結しておるはずだという民生灯油について、全部そろってこれをやっている。もしそうだとすれば、政府がだまされておったか、あるいはだまされていたのではないとすれば、政府はそのことを知って一緒に放任しておったか。もしも政府がいうように、だまされていたのだとするならば——石油連盟の会長であります密田さんという人は、これも国会に出てまいりまして、こんなふうに言っておるのであります。