1953-07-07 第16回国会 参議院 厚生委員会 第10号
○政府委員(安田巖君) この前御審議願いました改正案と大体同じことでございますけれども、その後民生委員側、或いは府県のほうの側から改正案につきましていろいろ意見が出ました。そういう意見を容れまして民生委員の任期を、現在三年になつておりますけれども、途中でやめたり、死んだ人がありましたときにその都度補つておるわけでございます。
○政府委員(安田巖君) この前御審議願いました改正案と大体同じことでございますけれども、その後民生委員側、或いは府県のほうの側から改正案につきましていろいろ意見が出ました。そういう意見を容れまして民生委員の任期を、現在三年になつておりますけれども、途中でやめたり、死んだ人がありましたときにその都度補つておるわけでございます。
今回の生活保護法の改正の中の最大中心点は、民生委員制度の全面的な改正ということになりますので、非常に民生委員側にも異論がございまして、相当これは重要な問題に実はなつておるのであります。
すでに三月六日におきましては、民生委員側の代表が、衆参両院厚生委員の方々に対しまして、国会にこれを反映せしむるように、陳情済みであります。かかる趣旨におきまして、專門家並びに識者の間において十分論議されたと見るべきであると思いますが、私の罷り出ました理由はここにありますので、敢て重ねて開陳する次第であります。
○原公述人 実際の扱いとしましては、今お尋ねになりました点は、ところによつてはよく行くところもあろうかと存じますけれども、これは民生委員側の問題だけではなくして、国の問題であり、同時に地方の問題であり、また報道機関などの問題とも思うのでございます。