1952-06-16 第13回国会 参議院 本会議 第52号
日本の工場が、朝鮮、中国を初めとするアジアの諸民族の民族解放鬪争に対してナパーム爆彈を落し、爆彈を造るアメリカの兵器廠に、乃至は兵器修理廠に成り下つているのであります。このようにアメリカ侵略政策の重要な一端を担わせるのは、AP通信が報じているように、アメリカ陸軍省でさえ信用しないほど安上りに兵器を修理しているのであります。
日本の工場が、朝鮮、中国を初めとするアジアの諸民族の民族解放鬪争に対してナパーム爆彈を落し、爆彈を造るアメリカの兵器廠に、乃至は兵器修理廠に成り下つているのであります。このようにアメリカ侵略政策の重要な一端を担わせるのは、AP通信が報じているように、アメリカ陸軍省でさえ信用しないほど安上りに兵器を修理しているのであります。
サンフランシスコ講和條約発効の三日後にめぐり来つた今年のメーデーは、まず第一に、七年に近いアメリカ占領下の搾取と圧制に対する日本人民大衆の怒りと憎しみの爆発であり、民族解放鬪争の最初の組織的のろしであつたのであります。(拍手)第二に、この日のために、組織大衆の下からの幾多の闘争が積み重ねられて来たことであります。