1998-02-20 第142回国会 参議院 本会議 第10号
だからこそ日本共産党は、日本の主権回復のためにも広範な民族的意思と希望を結集して、二十一世紀の早い時期に民主連合政府をつくることを、昨年九月の第二十一回党大会で国民に呼びかけたのであります。 沖縄と安保の問題は、今なお日本が、安全保障担当の米大統領の補佐官だったブレジンスキー氏の表現によれば、米国の事実上の保護国であることのあらわれです。
だからこそ日本共産党は、日本の主権回復のためにも広範な民族的意思と希望を結集して、二十一世紀の早い時期に民主連合政府をつくることを、昨年九月の第二十一回党大会で国民に呼びかけたのであります。 沖縄と安保の問題は、今なお日本が、安全保障担当の米大統領の補佐官だったブレジンスキー氏の表現によれば、米国の事実上の保護国であることのあらわれです。
むしろ会談に際して、総理が沖縄住民の民族的意思を率直にアメリカにぶつけてくれなかったのではなかろうかとの疑いからであります。ある意味では、沖縄返還についての成果よりは、むしろ成果はなくとも率直な主張をこそ望んでいたのであります。これを裏切られたふんまんが、いま全島を支配しておる住民の感情であります。