2004-10-21 第161回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
そんな中で、貧困や宗教あるいは民族的対立に根を持っている無差別テロの克服であるとか、あるいは、北朝鮮やイラク、アフリカの国々で現実化している、政治の指導者とその体制が国民や一部の民族を犠牲にしてとんでもない方向に走り出す、いわゆる破綻国家をどうしていくかというような、そういった中身が追加されてきた、それに変質とともに追加をされた課題となってきているということだと思います。
そんな中で、貧困や宗教あるいは民族的対立に根を持っている無差別テロの克服であるとか、あるいは、北朝鮮やイラク、アフリカの国々で現実化している、政治の指導者とその体制が国民や一部の民族を犠牲にしてとんでもない方向に走り出す、いわゆる破綻国家をどうしていくかというような、そういった中身が追加されてきた、それに変質とともに追加をされた課題となってきているということだと思います。
イラクに内在する宗教的対立あるいは民族的対立を含んだ、特にシーア派に対するスンニ派、そういった構図が顕著に対立構造にあらわれるきっかけを、だれがやったにせよ、生むきっかけになっていると思っています。 つまり、あの日は、イスラムの太陽暦一三八二年、正月です。正月の最終日です。その最終日に、参拝客が一番集まっている寺院や聖地で爆弾テロが行われた。
しかし、今の国際社会の現状というのは、アメリカも含めて、国際社会で、宗教的対立あるいはまた民族的対立、いろいろぼっこぼっこできてきている。そういう状況の中で、その国際社会のシステム、それ自体を覆そうとする、そういう国があらわれてきたときに、国際社会が一致団結してそれに対して制裁行動を加えようと。
宗教的対立や民族的対立を発端として発生する地域紛争や地域での武力紛争が、今日、侵略や占領がなく、先進資本主義HASTIC生産社会関係が戦争に関与することがなくなったとき、軍を保有し続ける正当化理由として用いられているのだと思います。
確かに東西のイデオロギー対立ということはこれからなくなっていくでしょうけれども、しかしイデオロギー対立が戦争のすべての要因ではないわけでありまして、例えば領土争い、あるいは資源の争奪戦とか、あるいは経済的な利害の衝突とか、あるいは民族的対立、宗教的対立、こういうものが戦争になっていくという危険性は依然としてあるわけてあります。
しかし、そうした反面、既に地域的ないろいろな紛争が起こっておる、民族的対立が起こっておる、宗教的な問題もある、特にアジアにおきましては、またいわゆる冷戦が終わったという姿が具体的な姿として端的にあらわれてきておらない。こういう情勢の中で、ああもう世界に平和が来るんだ、防衛費は削ればいい、自衛隊は縮小すべきだ、こういう極めて安易な風潮と申しますか、こうしたものは私は非常に危険だと思うんです。
そのほか領土問題、資源問題、民族的対立、宗教的対立、経済問題、こういう問題がこれからもどんどん起こってくるわけですね。だから各国は軍拡を、軍備競争ということをやるわけで、これを防ぐ道は、私はやっぱり国連を強化して、国連憲章による平和の仕組みというのは、一方では個別国家の武力行使を慎むことが一つです。もう一つは、それにかわって国連が平和維持機能を果たすことなんです。
○説明員(吉澤裕君) 先生御指摘のとおり、現在民族的対立、その場合には民族的憎悪というものが伴うこともあろうかと思いますけれども、そういった民族的対立ということが紛争の原因の大きな一つになっているということは御指摘のとおりだと思いますので。そうしたことは十分認識していかなければいけないのではないかというふうに思っております。
この事件をきっかけとしてソ連のペレストロイカが後退するようなことのないよう期待しつつ、ソ連国民の市場経済への移行や民族的対立についての苦悩に同情を持って、慎重に推移を見守るべきであります。政府の対応は今後どうなるのかをお尋ねいたします。
また、先日、品川の国際救援センターでベトナム系難民と中国系難民のトラブルがございましたけれども、これは民族的対立というよりは、どちらかといえば、収容能力を超えた収容施設に閉じ込められてしまって人間的生活も保障されていないというようなことから来たストレスの爆発というふうに私は考えております。
一つは民族的対立ということでございます。これはもともと中越間に非常に歴史的な民族対立があったということ。二番目に言葉の障害で意思の疎通が不十分である。三番目に被害者意識、強迫意識が双方に高まっている。それから四番目に自己防衛のための凶器の準備。これは、以前はベトナム系の収容人員が多く優勢であったわけでございますが、中国系の難民が入ってきたということで勢力が逆転しております。
私は、現在の世界各地における宗教的、民族的対立、外部の政治的浸透による紛争、テロリズムの続出について深い懸念を有しております。 私は、これらの紛争の中には、当事国相互の対話や情報の交流がもっと密であれば防止できたものが多いのではないかと思います。情報の普及は、双方の国民の相互理解を深め、戦争の愚かさを知らせるものであると考えます。
私は、現在の世界各地における宗教的、民族的対立、外部の政治的浸透による紛争、テロリズムの続出について深い懸念を有しております。 私は、これらの紛争の中には、当事国相互の対話や情報の交流がもっと密であれば防止できたものが多いのではないかと思います。情報の普及は、双方の国民の相互理解を深め、戦争の愚かさを知らせるものであると考えます。
無理解から、誤解から民族的対立なんてなったのじゃまずいと思う。 それで、法務大臣はこの前十三日の衆議院法務委員会で、治安の面からも容易ならざる傾向なのですみやかに暴力事件の根絶に万全の策を講ずる、こういう御答弁をなさっているわけです。
キプロスの例は、これはトルコ糸の住民とギリシア系の住民との双方の民族的対立でありますけれども、これは占領軍とそこの住民との関係であり、非常に事態が深刻になってくると思いますが、今度の具志川村の土地取り上げのことに関連して、森総務長官としては、そういう事態が進行することについて、どういうふうにやっていかれようとするのか、その点を伺いたいと思うのであります。